INTJとENTJの相性は15位｜恋愛・結婚・仕事・友達・家族まで
mako
MBTI診断（16パーソナリティ）は、人の思考・行動・価値観の傾向を16タイプに分類する性格理論です。心理学的な自己理解ツールとして広く利用されており、恋愛・仕事・家族関係など、対人関係の傾向を読み解く指標としても人気があります。
本記事では、16タイプの中でも特に「論理的・戦略的」とされるINTJ（建築家型）とENTJ（指揮官型）の相性について、総合順位・恋愛・結婚・仕事・友達・家族まで、幅広い観点から詳しく解説します。二人は似た気質を持つものの、価値観の違いや主導権の取り方で衝突しやすく、総合相性ランキングでは15位とかなり低めの結果になります。
なぜ相性が悪いのか、どこが噛み合うのか、そしてどうすればうまく関係を築けるのか。具体例やポイントを交えながら、実践的でわかりやすく説明していきます。
【保存版】MBTI診断（16パーソナリティ）全16タイプの性格一覧
MBTI診断（16パーソナリティ）を全16タイプごとに詳しく解説。性格の特徴、相性、活用法を一覧で紹介します。タイプ別の違いを理解し、自己理解と人間関係に役立てましょ…
日日是好日 
目次
INTJとENTJの相性はとても悪い
INTJ（建築家型）とENTJ（指揮官型）は、どちらも論理的で戦略的なタイプですが、同じ「思考型」であるにもかかわらず相性は良くありません。16タイプ相性ランキングでは15位と非常に低く、価値観の衝突や主導権争いが起こりやすい関係です。
INTJとの16タイプ相性ランキング
1位：ESFJ（領事官型）
2位：ENTP（討論者型）
3位：ISFP（冒険家型）
4位：INTJ（建築家型）
5位：ENFJ（主人公型）
6位：INFJ（提唱者型）
7位：ISTJ（管理者型）
8位：INTP（論理学者型）
9位：ISFJ（擁護者型）
10位：ESTJ（幹部型）
11位：ESTP（起業家型）
12位：INFP（仲介者型）
13位：ENFP（広報運動家型）
14位：ISTP（巨匠型）
15位：ENTJ（指揮官型）
16位：ESFP（エンターテイナー型）
INTJにとってENTJは、似ているからこそ衝突が起きやすく、協力よりも対立が目立ちやすい相手です。
全体的な相性
INTJとENTJの相性が悪い最大の理由は、**どちらも「主導権を握ろうとするタイプ」**であることです。ENTJは外向的で即断即決、目標のために人を率いる能力が高く、行動力のあるリーダー気質です。一方でINTJは内向的で慎重、独自の戦略を練るタイプで、他人から干渉されることを嫌います。この「主導性×独立性」の組み合わせがしばしば強い摩擦を生みます。
ENTJからすると、INTJは決断が遅く、行動が慎重すぎるように見えます。逆にINTJからすると、ENTJは拙速で強引、論理より効率を優先しすぎているように映ります。価値観が似ている部分も多いものの、「判断スピード」「対人距離感」「主導権の取り方」という重要ポイントで真逆の性質を持つため、意見の衝突が起きやすく、相性は自然と悪くなりがちです。
ただし、互いの強みを理解し役割を明確にできれば、極めて高度な協力関係を築ける可能性もあります。似ているからこそ力を合わせると強いコンビになれる点は、両者のポテンシャルの高さを示しています。つまり、相性は悪いが「伸びしろのある関係」といえます。
相性が良い理由
・論理的な思考と長期的な視点を共有できる
・お互いの能力の高さを自然に尊重しやすい
・共通の目標があると最強クラスのチームになる
相性が悪い理由
・どちらも主導権を握りたがり衝突しやすい
・決断スピードが異なりイライラが溜まりやすい
・対人距離感とコミュニケーションの温度差が大きい
一言アドバイス
互いの「ペースの違い」を理解し、主導権を状況ごとに譲り合う意識を持つことで関係は大きく改善します。
【保存版】MBTI全16タイプの相性｜恋愛観・結婚観を大解説
MBTIの16タイプを徹底解説！性格・恋愛観・結婚観・相性ランキング・適職まで完全網羅。自分と相手の特性を理解して、恋愛・結婚・キャリアに活かすための保存版ガイド。
INTJの特徴
INTJは論理的思考と独自の洞察力を持つ戦略家タイプです。常に最適解を求め、体系的に物事を分析する傾向があります。感情よりも合理性を重視し、一人で考える時間を大切にします。長期的な視点を持ち、目標達成のために静かに努力を続けるのが特徴です。
【長所】
・洞察力と論理性に優れ、複雑な問題を解決できる
・長期戦略を立てるのが得意
・独立心が強く、専門性を磨ける
【短所】
・感情表現が少なく誤解されやすい
・他人の干渉を嫌い、協調が苦手
・完璧主義で柔軟性に欠けることがある
【まとめ】INTJ（建築家型）性格・特徴・相性・恋愛・適職まで
「INTJ（建築家型）」の性格や特徴、恋愛傾向、他タイプとの相性、向いている職業までを徹底解説。内向的で論理的なINTJを深く理解したい人に向けた、完全ガイドです。
ENTJの特徴
ENTJは強いリーダーシップと決断力を持つ指揮官型タイプです。目標に向かって組織を動かす能力に優れ、効率と成果を重視します。社交的で行動力があり、物事を素早く判断し実行する特徴があります。理想を現実に変える実行力を武器に、周囲を引っ張る存在です。
【長所】
・高い決断力でチームを導ける
・効率を見抜き、改革を推進できる
・目標に対して粘り強く、行動が早い
【短所】
・強引に見られることがある
・他人の感情に無自覚で衝突を生みやすい
・慎重さに欠け、急ぎすぎて失敗することもある
【まとめ】ENTJ（指揮官型）性格・特徴・相性・恋愛・適職まで
ENTJ（指揮官型）の性格・特徴から恋愛傾向、他のMBTIタイプとの相性、向いている職業や接し方のポイントまでを徹底解説。リーダー気質のENTJを深く理解するための完全ガ…
INTJとENTJの恋愛の相性
INTJとENTJの恋愛は、知的で深い関係を築ける一方、衝突も多い組み合わせです。どちらも論理的で自立心が強く、精神的な依存を求めないため、適度な距離感を保てる点は相性の良さにつながります。しかし、ENTJは行動が早く主導権を握りたがるのに対し、INTJは自分のペースを乱されることを嫌うため、恋愛では摩擦が起きやすくなります。互いの価値観を理解し、主導権争いを避ける意識を持つことで関係は安定します。
INTJ(男性)とENTJ(女性)の場合
この組み合わせは、知的な会話が多く刺激的ですが、主導権の取り合いになりやすい傾向があります。ENTJ女性は積極的に行動し関係を進めようとしますが、INTJ男性は慎重で感情表現が少ないため、テンポの違いが衝突につながることがあります。
ただし、ENTJ女性がペースを少し緩め、INTJ男性がコミュニケーションを意識的に取ることで、互いに尊重し合う成熟した関係が築けます。
INTJ(女性)とENTJ(男性)の場合
ENTJ男性のリーダーシップと行動力は、INTJ女性にとって頼もしさを感じる場面があります。しかし、ENTJ男性の強い主張に対し、INTJ女性が内心ストレスを感じるケースも多い組み合わせです。
関係を安定させるには、ENTJ男性が相手の静かなペースを尊重すること、INTJ女性が自分の意見を適切に伝えることが重要です。バランスが取れると強い信頼関係が生まれます。
うまくいくコツ
・主導権を一方に固定せず、役割分担を明確にする
・ENTJは相手の静かなペースと内省の時間を尊重する
・INTJは感情や希望を言語化し、誤解を避ける
INTJとENTJの結婚の相性
結婚すると、INTJとENTJの相性は「強力だが衝突しやすい関係」になりやすい組み合わせです。どちらも合理的で生活を効率化することが得意なため、家事・仕事・人生設計を論理的に組み立てられる点は大きな強みです。しかし、ENTJは主導権を強く握りたがり、INTJは自分の領域を侵されることを嫌うため、家庭内でも意見の対立が発生しやすくなります。
安定した結婚生活の鍵は、「決定権の分担」と「コミュニケーションスタイルの調整」です。互いの長所を生かし、衝突を最小限にする仕組みづくりが必要です。
INTJ(男性)とENTJ(女性)の場合
ENTJ女性は家庭をリードしやすく、生活の方向性を明確に決める傾向があります。一方でINTJ男性は、自分のペースを尊重されないと不満が溜まりやすいタイプです。そのため、ENTJが主導しすぎると摩擦が増えます。
ただし、役割を明確にし、戦略的に家庭運営ができれば非常に強いパートナーになります。ENTJ女性が「相談しながら決める姿勢」を持つこと、INTJ男性が「情報共有を積極的に行うこと」が安定のポイントです。
INTJ(女性)とENTJ(男性)の場合
ENTJ男性は家庭でもリーダーシップを発揮しやすく、決断力と行動力で家庭運営を効率化します。INTJ女性はその能力を認めつつも、自分の意見が尊重されないと急速に距離を置く傾向があります。
うまくいく夫婦は、「ENTJ男性が強引になりすぎない」「INTJ女性が感情を表現する努力をする」という調整ができています。互いの強みを認め合い、高い目標に向かって協力することで理想的な家庭を築けます。
うまくいくコツ
・意思決定は「2人で相談して決定する」仕組みを作る
・ENTJは支配的にならないよう配慮する
・INTJは感情や意見を溜め込まず明確に伝える
・長期目標を共有し、家庭をプロジェクトのように協力して進める
INTJとENTJの仕事の相性
INTJとENTJは、仕事において非常に高い能力を発揮できる組み合わせです。どちらも論理的で戦略的思考を得意とし、成果を重視する点が共通しています。役割分担が明確であれば最強のチームになりますが、権限の境界が曖昧になると一気に衝突が増えるため注意が必要です。
ENTJは即断即決でプロジェクトを推進し、INTJは深い分析と改善力で質を高める、といった補完関係が理想的です。逆に、ENTJが急ぎすぎたり、INTJが慎重すぎたりするとテンポのズレが不満につながります。
一言アドバイス
役割と裁量範囲を明確にし、意思決定のスピードと質のバランスを調整しましょう。
INTJとENTJの友達の相性
知的な会話ができるため、友人関係としては比較的相性が良い組み合わせです。お互いに無駄な雑談を好まず、深いテーマについて語り合える点が強みです。ただし、ENTJは行動的で計画を実行したいタイプ、INTJは思索を深めたいタイプなため、テンポの違いで距離が生じることがあります。
無理に頻繁に会おうとせず、互いのペースで交流できる関係が長続きします。
一言アドバイス
INTJは少し積極性を、ENTJは相手の静かな時間を尊重する姿勢を持つと関係が安定します。
INTJとENTJの親子の相性
INTJの親 × ENTJの子
INTJの親は静かで観察型、ENTJの子は行動力が強く積極的なタイプです。INTJ親はENTJの強い主張に圧倒されることがあり、ENTJの子は親の静かな指導を「自分に興味がない」と誤解することがあります。
しかし、INTJ親の分析力とENTJ子の実行力は相性が良く、成長すると強い信頼関係を築けます。
ENTJの親 × INTJの子
ENTJの親は指導力が強く、家庭をリードしようとします。一方、INTJの子は干渉を嫌い、自分の世界を守りたいタイプです。そのため、ENTJ親が強く指示しすぎると反発を招きます。
ENTJ親が自由度を与え、INTJ子が自分の考えを言語化することで関係が安定します。
一言アドバイス
「強い主導性」と「静かな独立心」の差を理解し、干渉と放任のバランスを意識しましょう。
INTJとENTJのきょうだいの相性
INTJとENTJがきょうだいの場合、互いの能力を認め合いながらも、成長過程では衝突が非常に多い組み合わせです。ENTJは主導権を握りやすく、INTJは自分の領域を守りたいタイプのため、意見や行動方針でぶつかることがあります。
しかし、年齢を重ねるとお互いの強みを理解し、価値観の近さから深い信頼関係が築けるケースが多いです。プロジェクトや家族の問題を協力して解決する際には、最強の組み合わせになります。
一言アドバイス
役割分担と「干渉しすぎない距離感」を確保することで衝突が大幅に減ります。
INTJとENTJのA（自己主張型）とT（慎重型）の相性
A（Assertive＝自己主張型）とT（Turbulent＝慎重型）は、同じタイプでも性格の“圧”や“安定度”が大きく異なります。
A型は自信があり、ストレスに強く、決断が早い傾向があります。対してT型は慎重で不安を感じやすく、完璧を求めて丁寧に物事を進める特徴があります。
この違いは、INTJとENTJの組み合わせにおいても相性に大きく影響します。
INTJ A と ENTJ A の相性
INTJ AとENTJ Aは、お互いに自信と意志が強く、非常にパワフルな組み合わせです。行動力と決断力に優れたENTJ Aに対し、INTJ Aは明確な戦略と冷静さで支えます。衝突はありますが、目的達成能力は抜群で、ビジネスやプロジェクトでは最強クラスです。
ただし、どちらも譲らないため、意見対立が激しくなると関係が破綻しやすい点には注意が必要です。
一言アドバイス
結論を急がず、互いの視点を確認する「議論前の調整」を習慣化することで衝突が減ります。
INTJ T と ENTJ T の相性
慎重なINTJ Tと、同じく繊細なENTJ Tは、互いを丁寧に理解し合える柔らかい相性です。ENTJ Tはリーダー気質を保ちながらも相手への配慮ができ、INTJ Tは相手の不安や気遣いに寄り添いやすい特徴があります。
ただし、両者とも慎重になりすぎて決断が遅れ、停滞が起こりやすい点が弱みです。
一言アドバイス
期限を設けて決断する仕組みを作ると、スムーズに進みます。
INTJ A と ENTJ T の相性
INTJ Aの自信と安定性は、ENTJ Tの不安を和らげる役割を持ちます。ENTJ Tは自己評価が揺らぎやすいですが、INTJ Aの冷静な判断が安心感をもたらします。
ただし、ENTJ Tの慎重さに対し、INTJ Aが「非効率」と感じる場面があり、やや苛立ちが生じることがあります。
一言アドバイス
ENTJ Tの慎重さを「品質向上の強み」と捉えることでバランスが良くなります。
INTJ T と ENTJ A の相性
ENTJ Aは行動が早く主導的で、INTJ Tは慎重でペースを乱されたくないタイプです。そのため、ENTJ Aが強く引っ張りすぎると、INTJ Tはストレスを感じやすくなります。
しかし、ENTJ Aの推進力とINTJ Tの精密な分析が噛み合うと、非常に効率的な成果が生まれます。相性は調整次第で大きく向上します。
一言アドバイス
ENTJ Aは強引さを抑え、INTJ Tは不安を言語化する習慣を持つと関係が安定します。
よくある質問
Q：INTJとENTJは似ているのになぜ相性が悪いのですか？
INTJとENTJは「論理的」「戦略的」という共通点がありますが、主導権の取り方と意思決定のスピードが正反対です。ENTJは即断即決で行動的、INTJは慎重で深く考えるタイプのため、重要な場面で衝突が起こりやすく、相性が悪いとされています。
Q：INTJとENTJはどちらが関係をリードすると良いですか？
状況によって役割を分けるのが最適です。短期的で迅速な判断が必要な場面はENTJ、長期戦略や問題分析が必要な場面はINTJがリードすると、最もバランス良く機能します。
Q：恋愛ではINTJとENTJのどんな部分が惹かれ合うのですか？
互いの知的さや独自の視点が魅力となりやすい組み合わせです。相手の思考力に尊敬を抱きやすく、言葉にしなくても理解し合える部分があるため、深い精神的つながりが生まれます。
Q：結婚すると相性は改善しますか？
改善するケースは多いです。生活スタイルが安定すると役割分担が明確になり、主導権争いが減るためです。ただし、コミュニケーションを怠ると再び衝突が増えるため、日頃から互いの意見を共有する習慣が必要です。
Q：INTJとENTJが仲良くするための最重要ポイントは？
「ペースの違いを理解すること」です。ENTJは急ぎすぎず、INTJは黙り込まず、歩み寄ることで関係は飛躍的に良くなります。
まとめ
INTJとENTJは、知的で戦略的という共通点を持ちながらも、主導権の取り方や意思決定のスピードが大きく異なるため、相性は全体で15位と低い結果になります。しかし、互いの違いを理解し、役割分担を明確にすることで、非常に強力なパートナーシップを築ける可能性があります。
恋愛ではペースの違いが、結婚では意思決定の方法が、仕事ではリーダーシップの衝突が課題として現れますが、どれも「理解」と「調整」で改善できます。友達・家族・きょうだい関係でも同様に、ENTJの行動力とINTJの深い思考がうまく噛み合えば、互いを尊敬し合う安定した関係が生まれます。
A型とT型の違いも相性に影響しますが、根本は「相手のスタイルをどう扱うか」。INTJとENTJは、多くを学び合える関係であり、衝突は成長のきっかけにもなります。相性は悪くても、改善の余地と可能性は大きい組み合わせと言えるでしょう。
