【小学生】夏休みの過ごし方100選!アイデア満載

小学生にとって夏休みは、学校の勉強から少し離れてリフレッシュできる特別な時間です。しかし、長い休みをただなんとなく過ごしてしまうと、生活リズムが乱れたり、夏休み明けにペースが戻せなくなったりすることも。せっかくの長期休暇だからこそ、工夫して有意義に過ごしたいところです。
この記事では、小学生の夏休みをより楽しく、そして成長につながる時間にするための「過ごし方100選」をご紹介します。家の中でできることから外での体験、学習やチャレンジまで幅広くカバーしています。さらに、共働き家庭での工夫や、よくある保護者の悩みに対するアドバイスも掲載。
お子さんと一緒に「今年の夏、何をしようか?」と考えるヒントとして、ぜひ参考にしてください。
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小学生の夏休みを有意義に過ごすためのポイント

夏休みをただ「自由に過ごせる時間」として捉えるのではなく、「成長のチャンス」として考えることが大切です。以下の5つのポイントを意識することで、子どもが自分らしく充実した夏を過ごせるようになります。
①生活リズムを整える
夏休みに入り、朝寝坊や夜更かしが続くと、生活リズムが崩れがちになります。生活リズムが乱れると、体調を崩しやすくなったり、勉強への集中力が低下したりします。特に夏休み後の学校生活に戻る際に、大きな負担になります。
ポイント:
- 起床時間・就寝時間をなるべく平日と同じにする
- 朝はカーテンを開けて日光を浴びる
- 朝食・昼食・夕食の時間もなるべく固定する
②学びと遊びのバランスをとる
「遊びばかり」も「勉強ばかり」も偏りすぎはNG。勉強の時間も大切ですが、遊びや自由な時間も子どもの創造力や社会性を育てる上で非常に重要です。
ポイント:
- 午前中に学習時間を取り、午後は自由時間にする
- 勉強の後に好きな遊びを予定しておくとモチベーションが上がる
- 「遊びの中に学びがある」ような活動もおすすめ
③家族との時間を大切にする
普段は忙しくてゆっくり話す時間が取れない家庭でも、夏休みは家族のコミュニケーションを深める良い機会です。家族でのお出かけや、食事を一緒に作ることなど、特別なことをしなくても絆は深まります。
ポイント:
- 毎日10分でも「今日のことを話す時間」を作る
- 一緒にごはんを作ったり、片付けをしたりする
- 短時間でも一緒に遊んだり本を読んだりする
④新しい体験にチャレンジする
普段の学校生活ではできないことに挑戦できるのも、夏休みの魅力です。旅行や自然体験、自由研究など、子どもにとって新しい刺激は成長のきっかけになります。
ポイント:
- 博物館や動物園、水族館などの体験型施設に出かけてみる
- 自由研究や手作り工作にチャレンジする
- 料理や掃除など、家の中でできる「はじめて」も大切な体験
⑤自主性を育てる
夏休みは自分の行動を自分で決めるチャンスでもあります。親がすべてを決めてしまうのではなく、子どもに「自分で選ばせる」ことを意識してみましょう。
ポイント:
- 1日のスケジュールを自分で考えさせる
- 「やりたいことリスト」を一緒に作る
- 目標を決めて達成を一緒に喜ぶ
小学生の夏休みの過ごし方100選
小学生にとって夏休みは、遊び、学び、挑戦などさまざまな経験ができる絶好の機会です。ですが、毎日同じような過ごし方になってしまうと、せっかくの時間がもったいないですよね。
ここでは、家庭でも実践できるアイデアから、お出かけ先での体験、学習やチャレンジまで、合計100個のアイデアをテーマ別にご紹介します。「今日は何をしよう?」と迷ったときに、ぜひ参考にしてください。
夏休みの過ごし方・生活編(20選)

夏休み中も規則正しい生活を意識することで、心も体も健やかに過ごすことができます。この「生活編」では、日常の中で無理なく取り入れられる習慣や工夫を紹介します。
生活リズムの維持だけでなく、自立心を育てるきっかけにもなります。朝の過ごし方から家の手伝い、睡眠の工夫まで、親子で楽しみながら生活を整えるアイデアを集めました。
- 早寝早起きを習慣にする
学校がないと夜更かししがちですが、規則正しい生活リズムは健康の基本。毎朝決まった時間に起き、夜は遅くならないように心がけましょう。 - 毎朝ベッドを自分で整える
自分のことを自分でできるようになる第一歩。布団を畳んだりベッドを整えたりするだけでも、気持ちのよい1日のスタートになります。 - ラジオ体操に参加する
近所の公園などで開催されるラジオ体操は、朝の習慣にぴったり。体を動かして、頭もすっきりします。 - 毎日同じ時間にごはんを食べる
食事の時間がバラバラだと体内時計が乱れてしまいます。できるだけ3食の時間を一定にしましょう。 - 1日1回はお手伝いをする
洗い物や掃除、料理の手伝いなど、家庭の仕事を体験することで責任感と感謝の心が育ちます。 - お風呂を自分で準備してみる
お湯を張ったり、タオルを用意したりといったお風呂の準備も立派な生活スキル。親と一緒に練習してみましょう。 - 自分の洗濯物をたたむ
洗濯物をたたむ習慣は、自分の持ち物に対する意識を高めるきっかけになります。 - 1週間分の予定表を自分で作る
自分の予定を把握することで時間の使い方が上手になります。カレンダーや手帳に書いてみましょう。 - 1日1回、今日の出来事を振り返る
寝る前に「今日楽しかったこと」「できたこと」を考える習慣は、自己肯定感を育てます。 - 家族の誰かと一緒に料理を作る
料理は計画性や段取りを学べる絶好の機会。簡単なサンドイッチ作りや卵焼きから始めてみましょう。 - 自分の部屋や机を整理整頓する
身の回りをきれいに保つ習慣は、勉強の集中力や効率にもつながります。 - 冷蔵庫の中を一緒に片づける
賞味期限をチェックしたり、収納を考えたりすることで、食べ物に対する意識が高まります。 - 天気を毎日記録する
気象の変化に興味を持つきっかけにもなります。カレンダーに天気マークを描くだけでも楽しい習慣です。 - 朝ごはんのメニューを考える
健康を意識した食事づくりの第一歩。栄養バランスも一緒に学べます。 - 時間割を自分で作って過ごす
「午前中は宿題、午後は遊び」など、自分でスケジュールを立てることで主体性が育ちます。 - 1日1回、トイレ掃除をしてみる
家の中であまり注目されない場所をきれいにすることで、感謝の気持ちが生まれます。 - 郵便物の確認・仕分けを手伝う
家庭の中での情報のやりとりを学びながら、責任ある役割を担う体験になります。 - 自分の身支度を完璧にする
洋服選びや歯磨き、持ち物の準備をすべて自分で行えるようにしましょう。 - 1日1回「ありがとう」を言う
感謝の気持ちは日常生活の中で自然と育まれるもの。意識して言葉にしてみましょう。 - 1日1回、家族と一緒に団らんの時間を持つ
食後におしゃべりしたり、テレビを一緒に見たりするだけでも、家族の絆が深まります。
夏休みの過ごし方・遊び編(20選)

夏休みは、子どもが思いきり遊べる貴重な時間。自由に体を動かしたり、友達と一緒に楽しんだりすることは、心身のリフレッシュだけでなく、創造力やコミュニケーション能力の向上にもつながります。
この「遊び編」では、家の中でも外でも楽しめる、夏らしさ満点の遊びのアイデアを集めました。道具がなくてもすぐにできるものから、ちょっと工夫が必要なものまでバリエーション豊かにご紹介します。
- 水風船で遊ぶ
外でできる定番の夏遊び。水を入れた風船を投げ合ったり、的に当てたりして楽しみます。安全な場所で楽しみましょう。 - 虫取りに出かける
網と虫かごを持って、公園や草むらへ。セミ、カブトムシ、バッタなど、自然の中での発見がいっぱいです。 - シャボン玉遊びをする
さまざまな大きさのシャボン玉を作って楽しむ遊び。風の強さや道具を変えるだけで、遊び方に変化が出ます。 - 手作りスライムで遊ぶ
洗濯のりやホウ砂などを使ってスライムを作り、感触を楽しむ遊び。親子で一緒に作ると、化学の学びにもなります。 - 宝探しゲームをする
家の中や庭に「宝物」を隠して探す遊び。ヒントカードを作るなど、工夫すれば本格的な冒険気分に。 - 風船バレーをする
割れにくい風船をボール代わりにして室内でバレーボール。安全で盛り上がる定番遊びです。 - 手作り迷路を作る
ダンボールやブロックで小さな迷路を作って遊ぶ。おもちゃの人形を使って冒険ごっこも楽しめます。 - かくれんぼをする
昔ながらの遊びですが、広い家や複数人でやると意外と盛り上がります。ルールを決めて安全に遊びましょう。 - 家の中でボーリング大会
ペットボトルをピン代わりにして、ボールを転がす。得点表を作るとさらに盛り上がります。 - 段ボールで秘密基地づくり
大きな段ボールがあれば、家の中でも「秘密基地」を作って遊べます。照明や看板をつければ本格的! - お絵かきリレー
一人が描いた絵を、次の人が続きを描くという遊び。想像力とチームワークが試されるユニークな遊びです。 - 粘土で作品づくり
紙粘土や小麦粘土を使って、自由に作品を作ります。乾かして飾ることで達成感が得られます。 - 影絵遊び
懐中電灯やスタンドライトを使って、手や紙で影を作って遊ぶ。ストーリーを考えるのも楽しいです。 - 折り紙で作品作り
折り紙は集中力を育てる遊び。動物や季節の飾りなどを折って、お部屋に飾ってみましょう。 - トランプやUNOで対戦
ルールを守って遊ぶことで、思いやりや社会性も学べます。家族みんなで遊べるのも魅力。 - 紙飛行機大会
いろんな形の紙飛行機を作って飛距離を競う遊び。屋内でも屋外でも楽しめます。 - マジックを覚えて披露する
簡単な手品を練習して、家族に披露。人前で話す練習にもなります。 - 自作すごろくを作る
オリジナルのすごろくを作って遊びましょう。マスの内容にアイデアを詰め込めます。 - まちがいさがしを作る
自分でイラストを描いて、2枚の絵にまちがいを作るという知的な遊び。家族で解き合うのも楽しいです。 - 新聞紙で剣や帽子を作る
古新聞を使って工作。手軽にできて、完成後にヒーローごっこも楽しめます。
夏休みの過ごし方・お出かけ編(20選)

夏休みは、普段なかなか行けない場所に出かけるチャンスでもあります。新しい景色を見たり、知らないことを体験したりすることで、子どもの好奇心や社会性がぐんと育ちます。
この「お出かけ編」では、家族で気軽に行ける場所から、ちょっと特別な体験ができるスポットまで、バラエティ豊かなお出かけアイデアを紹介します。どれも夏休みの思い出になること間違いなしです。
- 動物園に行く
動物を間近で観察できる貴重な体験。観察日記を書いたり、好きな動物について調べてみたりするのもおすすめです。 - 水族館を訪れる
涼しい館内で海の生き物を見られる水族館は、夏のお出かけにぴったり。クラゲやイルカのショーも人気です。 - 博物館や科学館に行く
恐竜の骨や宇宙の展示、実験体験コーナーなど、知的好奇心を刺激するスポットです。夏休みの自由研究のヒントにも。 - 図書館で本を借りる
静かで落ち着いた空間で、ゆっくりと本に親しむ時間。読書感想文の題材探しにも最適です。 - 公園でピクニック
お弁当を持って近くの公園へ。外で食べるごはんは特別な思い出になります。虫取りや自然観察も一緒に。 - 山登りやハイキングに挑戦
自然の中を歩くことで体力づくりにもなります。頂上で食べるおやつは格別の味! - プールで泳ぐ
市民プールや屋外プールなどで思いきり体を動かせます。水に慣れる練習にもなります。 - 川遊びをする
冷たい川の水に足をつけたり、石の下にいる生き物を探したり。安全には十分注意して遊びましょう。 - 海へ出かける
砂浜で貝殻を集めたり、波と戯れたり。ライフジャケットの着用や熱中症対策は必須です。 - 植物園や花畑を見に行く
季節の花や珍しい植物を観察することで、自然への興味が深まります。スケッチするのもおすすめです。 - 近所の商店街や市場を歩く
地域の人とふれあいながら、買い物体験を楽しめます。お金の使い方やマナーも学べます。 - 親子で映画館に行く
話題の映画を一緒に観れば、感想を語り合うきっかけにもなります。ポップコーン片手に特別な時間を。 - 近場の温泉や銭湯に行く
ちょっとした旅行気分を味わえるお出かけ先。マナーや公共の場でのふるまいも学べます。 - 市民センターや児童館を利用する
無料で遊べるおもちゃやイベントも充実しており、雨の日のお出かけにも便利です。 - 神社やお寺を参拝する
静かな雰囲気の中で、伝統文化やマナーを学ぶ機会になります。絵馬を書くのも楽しい体験。 - 電車やバスに乗ってミニ旅をする
交通機関を使って、近くの街まで小さな冒険。乗り物好きな子に特におすすめです。 - 美術館でアートに触れる
絵画や彫刻を見て、自分なりの感想を持つ体験は、表現力や感受性を育てます。 - 家族でキャンプをする
テント設営や火おこしなど、非日常の体験を通じて協力する力が育ちます。夜の星空観察も楽しみの一つ。 - 道の駅で地域の特産品を楽しむ
地元の野菜やお菓子などを味わいながら、地域の文化や魅力を再発見できます。 - 家族で展望台や高い場所に行く
街を見下ろす景色に感動したり、方角を覚えたり。写真を撮って思い出にも残せます。
夏休みの過ごし方・学習編(20選)

夏休みは、学校の授業から一歩離れて「自分のペース」で学習を進められる貴重な期間です。ただし、「だらだらしてしまって結局何も勉強できなかった…」とならないよう、楽しみながら取り組める学習アイデアを取り入れていきましょう。
この「学習編」では、夏休みの宿題はもちろん、読書・観察・実験など、実体験を通して学べるものを中心に、子どもの興味を引き出す学びの工夫を紹介します。
- 夏休みの宿題を計画的に進める
まずは基本。スケジュールを立てて、毎日少しずつ進める習慣をつけましょう。 - 読書感想文に挑戦する
本を読んだあとに感じたことを言葉にする力を育てる課題。好きな本を選ぶのがポイントです。 - 自由研究を自分でテーマから決める
「なぜ?」「どうして?」から始まる疑問を自分で調べる体験は、思考力を育てます。 - 毎日日記を書く
日々の出来事を文章にすることで、表現力が高まり、記録する習慣も身につきます。 - 漢字練習を日課にする
1日1ページずつの漢字練習は、小さな積み重ねで大きな成果に。 - 計算ドリルに取り組む
基本の計算力は反復練習で定着します。短時間でも継続が大事です。 - 夏の星座を覚える
夜空を見ながら星座を探す体験は、理科の学習と自然観察を兼ねた楽しい学びです。 - 植物の観察日記をつける
朝顔やミニトマトなどの成長を毎日記録。写真やイラストも添えると記録がより分かりやすくなります。 - 料理で分量を学ぶ
材料の計量や分量の換算は、実生活での「算数の活用」です。 - 英語の単語カードを作る
簡単な単語から覚えていくことで、英語への親しみが自然と生まれます。 - 地図を使って旅行の計画を立てる
地理や交通手段に興味を持たせるきっかけになります。架空の旅行でもOK。 - 身の回りの生き物を調べる
家の周りで見つけた虫や植物を図鑑で調べてノートにまとめましょう。 - 新聞やニュースを読む習慣をつける
興味を持った話題について話すことで、社会への関心が育ちます。 - 俳句や短歌を作ってみる
季語を使って表現する力や感性を育てる、日本ならではの学習です。 - タイピング練習を始める
パソコンを使った情報処理スキルは、将来にも役立つ力。無料のタイピングゲームも活用できます。 - 理科の実験に挑戦する
身近な材料でできる簡単な実験(塩水で氷が溶ける、重曹と酢の反応など)で、科学の面白さを体感できます。 - 家計簿ごっこでお金の使い方を学ぶ
「おこづかい帳」をつけることで、金銭感覚や計算力が育ちます。 - 昔の道具や文化を調べる
博物館や資料集などを使って、昔の生活について学ぶのも社会科の学びにつながります。 - 絵日記に挑戦する
1日の出来事を絵と短い文章で表現。低学年にもおすすめの表現学習です。 - 読んだ本の紹介カードを作る
タイトル、あらすじ、感想をまとめることで、読書への理解が深まります。
夏休みの過ごし方・チャレンジ編(20選)

夏休みは、普段の学校生活ではなかなかできない「初めての挑戦」にぴったりな時期です。新しいことに挑戦する経験は、子どもの自信や興味の幅を大きく広げてくれます。
この「チャレンジ編」では、創造力や表現力、探究心を伸ばすような活動を中心に、少しだけ“頑張り”が必要なこと、でもそのぶん達成感が味わえるようなチャレンジアイデアをご紹介します。
- 自分だけの自由研究を最後までやりきる
自分でテーマを決め、調べ、まとめるところまで完結する経験は、達成感と自信につながります。 - 料理に挑戦して1品作る
簡単な料理でも「自分で作った!」という体験は特別。火を使わないレシピから始めると安心です。 - 手紙を書いて送ってみる
家族や遠くの友達、先生などに手紙を書くことで、書く力と心を伝える力が育ちます。 - 写真日記を作ってみる
スマホやカメラで撮った写真を印刷して貼り、その日の思い出を文章で記録します。 - 習いごとの短期体験に参加する
スポーツ、音楽、プログラミングなど、普段できない体験にチャレンジ。将来の興味のきっかけにも。 - 一人で買い物に行ってみる
100円ショップなどで予算を決めて買い物することで、お金の使い方や計画性を学べます。 - パズルやナゾトキに挑戦する
集中力や論理的思考を鍛える遊び。家族や友達と一緒に挑戦するのもおすすめです。 - 家族インタビューをしてみる
おじいちゃん、おばあちゃんの子どものころの話などを聞いて、文章にまとめてみましょう。 - ペットや植物の世話を毎日やる
命を大切にする心を育てる、責任あるチャレンジ。記録をとると成長も見えてきます。 - 新聞や雑誌の記事を模写する
文章の構成や語彙力を学ぶことができ、作文の力も自然とついてきます。 - 動画を作ってみる
家族紹介、工作の作り方などをスマホで撮影して編集。プレゼン力や創造力が育ちます。 - 一日だけ家の仕事を全部担当する
ご飯作りや掃除などを「1日だけお母さん・お父さん代行」としてやってみることで、家族の大変さを実感できます。 - 絵本を作る
ストーリーを考え、絵を描き、製本するまでの全工程を自分でやってみる楽しい創作活動です。 - クイズ大会を開催する
自分で問題を作って家族でクイズ大会。出題する側も頭を使う良い練習になります。 - タイムカプセルを作る
将来の自分への手紙や好きな物を箱に入れて保管。時を超えて思い出になります。 - 片付けビフォーアフター写真を撮る
部屋や机の片づけをして、写真で変化を記録することで「やった感」がはっきり見えます。 - 1日ノーテレビ・ノーゲームで過ごす
メディア断ちにチャレンジ。意外な楽しみを発見できるかもしれません。 - 発表会ごっこを開く
歌、ダンス、朗読など、自分の得意を家族の前で発表。人前に立つ練習にもなります。 - オリジナルかるたを作る
好きなテーマで「あ」から「ん」までの言葉と絵を考えて、自作かるたを作ってみましょう。 - オリジナル工作コンテストを開催する
廃材や空き箱で自由な工作を作り、家族で作品を評価しあうのも楽しい学びになります。
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共働き家庭・留守番での注意点

共働き家庭では、夏休み中に子どもがひとりで家で過ごす時間がどうしても多くなります。安全で安心な夏休みを過ごすためには、事前の準備とルール作りがとても大切です。
ここでは、留守番時に注意したいポイントや、子どもが自分でできるようにしておきたいこと、家庭でできる工夫をご紹介します。
①防犯対策をしっかり確認する
留守番中は「自分の身は自分で守る」意識を持たせることが必要です。以下のような基本的なルールをしっかり教えておきましょう。
- 玄関の鍵は必ず閉める(来客対応はしない)
- 知らない番号からの電話やインターホンには出ない
- 外に「ひとりで留守番している」と分かる行動をとらない(SNSへの投稿など含む)
※ドアチェーンや防犯ブザーの設置、スマートドアカメラの導入なども検討すると安心です。
②連絡手段を確保しておく
何かあったときにすぐに連絡が取れるように、連絡手段を明確にしておきましょう。
- 電話の使い方、親や近所の人の連絡先を紙に書いて冷蔵庫などに貼っておく
- 子ども専用の携帯電話(キッズケータイなど)を持たせる
- 「困ったらこの人に相談してOK」という「頼れる大人リスト」を一緒に作る
③時間の使い方をあらかじめ決めておく
子どもは自由時間が長くなると、ついテレビやゲームに夢中になってしまいがちです。1日の流れを一緒に決めておくと、時間を有効に使えます。
- 「朝は勉強、昼は自由時間、15時から家の手伝い」など、ざっくりしたタイムスケジュールを用意
- 宿題や読書などのタスクを“見える化”して壁に貼っておく
- ご褒美シールやチェック表で「やる気」を引き出す
④火や調理器具は使わせない(または使い方を教える)
料理や掃除などに興味を持つのはいいことですが、ひとりの時に火や包丁を使うのは危険です。使用する場合は、安全な範囲を決めてからにしましょう。
- 電子レンジやトースターの使い方を教える(必要なら紙に書いて貼る)
- 火を使う料理は、大人と一緒のときだけにする
- 包丁は使用禁止、または子ども用の安全包丁を準備する
⑤体調の変化に気づけるようにする
子ども自身が「自分の体調に気づく力」を持つことも大切です。
- 少しでも気分が悪いと感じたらすぐ親に連絡するように伝える
- 飲み物をこまめに飲む(特に熱中症対策として重要)
- 冷房の設定や着替えのタイミングを自分で判断できるように練習しておく
⑥「やっていいこと」「やってはいけないこと」を明確にする
口頭だけではなく、紙に書いて「夏休みのルール」として貼っておくと安心です。
やっていいことの例:
- 1日1時間までのゲーム
- お昼ごはんを温める
- 宿題と日記を書く
やってはいけないことの例:
- 勝手に外に出る
- 火を使う料理
- 他人の家に行く(親の許可なしで)
よくある質問

夏休みの過ごし方について、保護者の方からよく寄せられる疑問や不安にお答えします。家庭の状況や子どもの性格に合わせた工夫のヒントになれば幸いです。
Q1. 一日中ゲームばかりで心配…どうしたらいい?
A.
ゲームは子どもにとって楽しい娯楽であると同時に、集中力や戦略的思考を養う面もありますが、やりすぎは避けたいところです。
以下のようにルールを決めて、時間をコントロールするのがポイントです。
- 「1日〇時間まで」と具体的な上限を決める
- 宿題や家の手伝いが終わってからにする
- 親子で“ゲーム以外にやりたいことリスト”を一緒に作ってみる
ゲームがダメというより、「何も考えずにだらだら続けること」が問題なので、使い方を工夫しましょう。
Q2. 夏休みに旅行や遠出ができないけど、楽しめる方法は?
A.
遠出できなくても、日常の中に「特別」を作ることは可能です。以下のような工夫で、気分を変えて楽しみましょう。
- おうちキャンプ:部屋にテントを張って、ランタンや寝袋を使ってキャンプ気分を演出
- おうち映画館:暗くしてポップコーンを用意し、家族で映画鑑賞
- 「〇〇の日」企画:たとえば「カレーの日」「英語だけで話す日」など、テーマを決めて1日を過ごす
アイデア次第で、どこにも行かなくても特別な夏休みにできます。
Q3. 勉強をまったくやりたがらないのですが…
A.
「勉強=つまらない」という印象が強いと、やる気が出ません。まずは「小さな成功体験」を積ませてあげることが大切です。
- ドリルを1ページやったらごほうびシール
- 勉強した時間をグラフにして“見える化”
- 学校の宿題よりも、子どもの興味に合ったテーマ(恐竜・宇宙・昆虫など)で学ばせる
また、親が一緒に取り組んであげると、子どもも自然とやる気になります。
Q4. 子どもが「ひまー!」ばかり言って困ります…
A.
「ひま」と言うのは、自分でやることを見つけられない状態とも言えます。「やることリスト」「アイデアカード」をあらかじめ用意しておくのがおすすめです。
- 「今日できることを引く」おみくじ方式の活動カード
- 自分で“やりたいこと100”を書き出して壁に貼る
- 親子で「週末チャレンジ」などテーマを決めて取り組む
子どもが自分で選べる仕組みを作ることで、「ひま」に強くなります。
まとめ
小学生の夏休みは、ただの長い休みではなく、子どもが「自分で考え、行動し、成長する」ための貴重な時間です。今回ご紹介した100のアイデアを通して、生活リズムを整えながら遊びや学びにしっかり取り組むことで、心も体も大きく成長することができます。
共働き家庭でも工夫次第で安全で楽しい夏休みを過ごせますし、どんな家庭でも実践できる小さな工夫がたくさんあります。子ども自身が「この夏、たくさんのことをやり遂げた!」と感じられるように、家庭でもぜひサポートしてあげてください。
「やってよかった」と思える夏休みにするために、この記事を活用して、子どもと一緒に計画を立ててみてくださいね。