ハート絵文字の意味は色別でこんなに違う!【全20種まとめ】

手に持つハート

SNSやチャットアプリで頻繁に使われるハートの絵文字は、感情や気持ちを視覚的に伝える便利なツールです。恋人とのメッセージや友達とのやりとりなど、あらゆる場面で使われているこのシンプルなマークですが、実は色や形によって込められている意味が大きく異なると言われていることをご存知でしょうか?

たとえば、赤いハートは「情熱的な愛」を表し、黄色いハートは「友情」や「明るさ」、紫のハートは「尊敬」や「精神的なつながり」を意味すると言われています。また、ドキドキと脈打つハートや、リボンがついたハート、割れたハートなど、動きや装飾が加わることで、さらに細やかな感情が込められるのです。

しかし、意味を知らずに使うと誤解を招くことも。だからこそ、ハートの色や形の意味を正しく理解し、使い分けることが大切です。本記事では、12色のハートと8種類の特殊なハート絵文字、計20種類を徹底解説します。気持ちを正確に届けるために、ぜひ参考にしてみてください。

ハートの絵文字、色や形による意味とは?

花びらのハート

ハートの絵文字は、現代のデジタルコミュニケーションにおいて、言葉にできない感情を補完してくれる大切な要素です。特にSNSやチャットアプリのように、文字だけでは伝えにくいニュアンスを絵文字で表現することは、ごく一般的になっています。

その中でもハートは、「好意」や「愛情」、「感謝」や「友情」など、ポジティブな感情を象徴する記号として圧倒的な人気を誇ります。しかし、ハートは「ひとつの感情」だけを表す記号ではありません。赤・青・黄色・黒などの色の違い、鼓動やリボンといった動きや装飾の有無によって、そこに込められた意味やメッセージは大きく異なると言われています。

色や形によって意味が変わる

たとえば、赤いハートは「情熱的な愛」を、黄色のハートは「友情や明るさ」を、黒いハートは「クールさや皮肉、個性」を表します。同じ「ハート」であっても、色を変えるだけで受け取る印象がまったく違ってしまうのです。

また、ドキドキと動くハートや、割れたハート、リボンが付いたハートなどの「形の違い」も、感情表現のニュアンスを豊かにします。ハートが鼓動している絵文字は「ときめき」や「恋の始まり」を、割れたハートは「失恋」や「悲しみ」を伝えるために使われます。

間違った使い方は誤解のもとに

こうした違いを理解せずにハートを使ってしまうと、相手との関係性にそぐわない印象を与えたり、誤解を招いたりするリスクもあります。

たとえば、ビジネス関係の相手にピンクや赤のハートを使ってしまうと、不適切な印象を与える可能性がありますし、友人関係で黒いハートを送ると「何かあったのかな?」と心配されてしまうこともあります。

正しい使い分けが信頼や共感を生む

ハートの絵文字を正しく使い分けることは、自分の感情を丁寧に伝え、相手への配慮を示す行為でもあります。ちょっとした気遣いが、信頼や共感を生むきっかけになることもあるのです。

だからこそ、「なんとなく」ではなく、ハートの色や形が持つ意味を理解し、目的に合った使い方をすることが重要です。

ハートの色ごとの意味一覧【全12色】

イチゴのハート

🔴 赤のハートの意味

意味:
愛情、情熱、ロマンス、深い好意など。
ハートといえばこの色!という定番の赤いハートは、恋人同士の愛情表現として最もよく使われます。

使うシーン:

  • 恋人への「愛してる」のメッセージ
  • 告白・プロポーズ
  • 強い感謝や敬愛の気持ちを伝えたいとき

注意点:
友人やビジネス相手に送ると、誤解を招く可能性があるため注意。


💗 ピンクのハートの意味

意味:
可愛らしさ、思いやり、優しさ、恋の始まり、やわらかい好意。
ピンクは「赤のハート」よりも軽やかで柔らかい恋愛感情や友愛を表します。

使うシーン:

  • 片思い中の相手へ
  • 女友達へのちょっとした感謝
  • 優しさや親しみを伝えるとき

注意点:
可愛らしい印象が強いため、ビジネスではややカジュアルすぎることも。


🧡 オレンジのハートの意味

意味:
元気、活力、明るさ、フレンドリーな好意。
オレンジは友情と恋愛の中間的な気持ちを表す色。楽しい雰囲気を演出できます。

使うシーン:

  • 気軽なメッセージ
  • フレンドリーなやり取り
  • 明るく元気な印象を添えたいとき

注意点:
特別な深い感情を伝えるには少し軽く感じられることも。


💛 黄色のハートの意味

意味:
友情、安心感、幸福、希望。
黄色のハートは、恋愛よりも友情を重視する気持ちを表します。

使うシーン:

  • 信頼できる友人へのメッセージ
  • 元気づけたい相手に
  • 家族や仲の良い知人へのやさしい気持ち

注意点:
恋愛感情を伝える場合は誤解を避けるため他の色を選ぶのがベター。


💚 緑のハートの意味

意味:
健康、癒し、平和、安心感、自然との調和。
穏やかな愛情や、精神的な安定・回復を願う気持ちを表現するのに適しています。

使うシーン:

  • 誰かの回復や健康を願うとき
  • 優しさを込めたいとき
  • ナチュラル志向・エコに関する話題の投稿

注意点:
一部の国では、緑のハートが「嫉妬」や「不倫」を示すこともあるため、相手によっては配慮が必要。


💙 水色のハートの意味

意味:
爽やかさ、信頼、開放感、純粋さ。
清涼感のある水色のハートは、軽やかで誠実な関係性を象徴します。

使うシーン:

  • 仲の良い友達とのやり取り
  • 爽やかな印象を与えたいとき
  • フレッシュな新しい出会いや関係の始まり

注意点:
感情の深さよりも軽さを感じさせるため、強い想いには不向き。


🔵 青のハートの意味

意味:
誠実、信頼、安定、冷静な愛情。
青のハートはロマンチックよりも精神的なつながりや深い信頼を表します。

使うシーン:

  • 長年の友人や家族へのメッセージ
  • 信頼関係が築かれている相手
  • クールで落ち着いた雰囲気の投稿

注意点:
少し控えめな印象もあるため、感情を強く伝えたい場面では他の色と組み合わせても◎。


💜 紫のハートの意味

意味:
高貴、神秘、尊敬、スピリチュアルな愛。
紫は深い憧れや敬意を込めた気持ちを表す色で、精神的なつながりや芸術的な雰囲気もあります。

使うシーン:

  • 尊敬している人へ
  • 特別な意味を持つ関係
  • 芸術や感性を共有したいとき

注意点:
やや抽象的な印象があるため、ストレートな愛情表現には向かないことも。


🖤 黒のハートの意味

意味:
個性、皮肉、反骨精神、悲しみ、ブラックユーモア。
黒いハートは、従来の愛の形から外れた意味を持ちます。ネガティブな感情にも使われますが、ポジティブな個性の象徴でもあります。

使うシーン:

  • ユニークな自己表現
  • ちょっと皮肉を込めた冗談
  • ゴシックやロック系の投稿

注意点:
親しい間柄でないと誤解を招く可能性があるため慎重に。


⚪️ 灰色のハートの意味

意味:
中立、落ち着き、控えめ、曖昧さ。
灰色のハートは感情の起伏が少なく、静かで慎重な気持ちを表します。

使うシーン:

  • 落ち着いた話題のとき
  • クールな印象を出したいとき
  • 感情をあまり強調したくないとき

注意点:
感情の希薄さを連想させることもあるため、文脈には注意。


🤍 白のハートの意味

意味:
純粋、無垢、平和、真心、永遠の愛。
白いハートは汚れのない愛や友情、清らかな関係性を象徴します。

使うシーン:

  • 家族や親しい人への愛情表現
  • 平和を願うメッセージ
  • 優しい気持ちを届けたいとき

注意点:
SNSでは背景との相性により見えづらい場合があるので、使用時は要確認。


🤎 茶色のハートの意味

意味:
安心感、安定、ぬくもり、ナチュラルな愛情。
茶色のハートは、落ち着いた愛情や深い信頼関係を示します。

使うシーン:

  • 家族や古くからの友人へのメッセージ
  • 温かさや優しさを伝えたいとき
  • ナチュラル志向・食・生活スタイルに関連した投稿

注意点:
カラフルな絵文字に比べて地味な印象があるため、文脈を選びます。

その他のハート絵文字の意味【全8種】

ハートの形

🤍 輪郭のみのハート(白抜きのハート)

意味:
純粋、優しさ、思いやり、控えめな愛情。
白くて中が塗られていないハートは、目立ちすぎないやさしい気持ちや、無償の愛を表します。

使うシーン:

  • さりげなく感謝を伝えたいとき
  • やさしさや純粋さをアピールしたい投稿に
  • 子どもや家族向けのメッセージ

注意点:
感情が淡く感じられるため、強い好意を伝えたい場合には少し物足りない印象になることも。


💓 ドキドキのハート(鼓動しているハート)

意味:
ときめき、心の高鳴り、恋の始まり。
中心から波紋のように鼓動しているこのハートは、ドキドキとした気持ちを表現。恋愛初期や嬉しい感情にぴったりです。

使うシーン:

  • 気になる相手とのやり取り
  • サプライズや嬉しい出来事に対する反応
  • ときめきや期待感を表す投稿

注意点:
恋愛感情を強く感じさせるため、友人同士で使うとやや勘違いされる可能性も。


💖 キラキラしたハート(輝くハート)

意味:
特別な愛情、憧れ、感謝、まぶしいほどの好意。
ハートに光が加わることで、強くポジティブな気持ちや「大好き!」という感情を伝えることができます。

使うシーン:

  • 特別な人へのメッセージ
  • 感謝や祝福を込めた投稿
  • 華やかな演出をしたいとき(誕生日・記念日など)

注意点:
可愛らしさや派手さが強いため、シンプルに抑えたい場合には向かないことも。


💝 リボンがついたハート(プレゼントハート)

意味:
贈り物としての愛、感謝、プレゼントの象徴。
リボン付きのハートは、「あなたにこの気持ちを贈ります」という意味合いがあります。特にバレンタインや誕生日にぴったり。

使うシーン:

  • 感謝や愛情を贈りたいとき
  • イベント・記念日のメッセージ
  • プレゼント投稿に添えて

注意点:
ややフォーマルな印象があるため、日常的な会話では使いすぎない方が自然です。


💔 割れたハート

意味:
失恋、喪失、悲しみ、絶望。
真っ二つに割れたハートは、心の傷や痛みを象徴します。ネガティブな感情や辛い体験を表現したいときに使われます。

使うシーン:

  • 失恋や別れを経験したとき
  • 悲しいニュースや辛い感情の投稿
  • 気持ちの整理や共感を求めたいとき

注意点:
重い印象を与えるため、気軽な会話の中では誤解を生む可能性もあるので注意。


💞 2つのハート(回転している)

意味:
相思相愛、両思い、親密な関係、心のつながり。
2つのハートがくるくる回っているように見えるこの絵文字は、双方向の好意や親密さを表します。

使うシーン:

  • 恋人同士や両想いの相手と使いたいとき
  • 深く結ばれている関係を表現したいとき
  • 仲の良さをアピールする投稿に

注意点:
恋愛色が強く出るため、ビジネスやフォーマルな文脈では避けた方がよいです。


❣️ ハートのビックリマーク(感嘆符付きハート)

意味:
情熱、強調、驚き、愛を込めた強いメッセージ。
感嘆符とハートが組み合わさったこの絵文字は、「これだけは伝えたい!」という強い想いやインパクトのある表現に向いています。

使うシーン:

  • 告白や強い気持ちを伝えるとき
  • 盛り上がりやテンションの高い投稿
  • 「大好き!」や「最高!」という気持ちの強調

注意点:
テンションが高く見えるため、使いすぎると軽い印象を与えてしまうことも。

😍 目がハートの顔(ハートアイ)

意味:
恋に落ちた瞬間、強い好意、感激、魅了された気持ち。
目がハートになっているこの顔文字は、誰かや何かに夢中になっている様子や、ときめきの感情を表現します。

使うシーン:

  • 好きな人や憧れの存在を話題にするとき
  • 推し活やアイドル・芸能人の話題に
  • 可愛い・素敵・感動的なものに出会ったときのリアクション

注意点:
感情表現がとても強いため、日常会話で頻繁に使うとややテンションが高く感じられることも。特に目上の人やビジネスのやりとりでは控えめに。

ハート絵文字を使うときの注意点

青空のハート

ハートの絵文字は感情を豊かに表現できる便利なツールですが、使い方を間違えると誤解や不快感を与えてしまうこともあります。ここでは、ハート絵文字を安心して使うために押さえておきたいポイントを解説します。


相手との関係性に注意する

ハート絵文字は基本的にポジティブな意味を持ちますが、恋愛感情を示すと誤解されやすい側面もあります。

  • 親しい友人に「赤いハート」を送ると、恋愛的な意味に受け取られる可能性があります。
  • 逆に、恋人に「黄色いハート」を送ると「友達扱いされた?」と感じられることも。

関係性に応じて色を選ぶことが重要です。信頼・友情を表したいなら黄色や青、恋愛感情を伝えたいなら赤やピンクなど、意味に合った色を意識しましょう。


ビジネスやフォーマルな場面では控えめに

ハートの絵文字はカジュアルで親しみやすい印象を与えますが、ビジネスや目上の相手とのやりとりには不適切な場合があります

たとえば:

  • メールの署名にハートをつける
  • 上司や取引先に感謝の気持ちと一緒にハートを送る

これらは軽すぎる印象を与えてしまうことがあります。信頼関係が十分に築けていないうちは、ハート絵文字の使用は控えるのが無難です。


文化や年齢による受け取り方の違い

ハートの受け取り方は、文化的背景や世代によって異なることもあります。

  • 海外では、緑のハートが「嫉妬」や「浮気」を連想させることも
  • 年配の方にはハート=恋愛という印象が強く、軽く感じられることも

相手の年齢や背景を考慮した上で、相応しいハートを選ぶ配慮が必要です。


ネガティブな文脈には慎重に

意外と見落としがちなのが、「悲しい話題」や「真剣な話題」にハートを使うリスクです。

例:

「体調悪いみたいだけど、がんばってね💗」
→ 気遣いのつもりでも、軽く見られていると受け取られる可能性も。

誠意や真剣さを伝えたいときには、あえて絵文字を使わない判断も大切です。

まとめ

コーヒーのハート

ハートの絵文字は、気持ちを視覚的に伝える便利なコミュニケーションツールです。しかし、赤・青・黄色などの色の違いや、ドキドキ・リボン付き・割れたハートなどの形の違いによって、伝わる意味や印象は大きく変わります。相手に思いを正確に伝えるためには、それぞれのハートが持つ意味を理解し、状況や関係性に応じて使い分けることが大切です。

また、ビジネスシーンやフォーマルな場では使い方に注意が必要で、使いすぎると軽く見られてしまう可能性もあります。この記事で紹介した全19種のハート絵文字の意味と使い方を参考にしながら、あなたらしい気持ちの伝え方を見つけてください。ハートは、あなたの気持ちにそっと彩りを添えてくれるはずです。