エッホエッホの元ネタとは?どんな歌?バズってる理由を調査してみた

最近、SNSで耳にすることが多くなった「エッホエッホ」で始まる歌。2025年前半、TikTokやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSで大バズり中のこのフレーズは、多くの人が動画に取り入れ、ユニークな演出やネタ投稿に使われるなど、今や一大トレンドとなっています。
リズミカルでクセになるフレーズが特徴で、思わず真似したくなる中毒性の高さから、老若男女問わず親しまれているのが印象的です。
しかしながら、こんな疑問を抱く人も多いのではないでしょうか?
- 「そもそも“エッホエッホ”ってどういう意味?」
- 「投稿の元ネタは?本家は誰?」
- 「“エッホエッホ”で始まるあの歌は誰が歌ってるの?」
そこで今回は、SNSを賑わせている「エッホエッホ」の投稿や「エッホエッホ」の歌について、その正体や元ネタまで徹底調査していきます。流行の背景を知れば、さらにこのバズりを楽しめるかもしれません!
目次
そもそもエッホエッホとは?元ネタは?
実はこの「エッホエッホ」、TicTok・X(旧Twitter)などのSNS上での投稿が元ネタとなっています。
きっかけは、2025年2月にある研究者の方が投稿した一枚の写真。その写真には、オランダの写真家・Hannie Heere(ハンニ・ヘーレ)さんが撮影した、メンフクロウの雛がよちよちと走る愛らしい姿が写っていました。
その投稿がこちら:
この写真に注目が集まる中で、Xユーザーの「うお座」さんがこの写真にユーモラスなキャプションをつけて投稿したのが、ブームの火種となったようです。
その投稿がこちら:
「エッホエッホ
ママに夜ご飯いらないって伝えないと
エッホエッホ」
このセリフが、まるで何かに急いで向かう雛の必死な走りを表しているようで、多くの人の共感と笑いを呼び、一気に拡散。「エッホエッホ」のフレーズ自体が、かわいさとシュールさを兼ね備えた“ミーム(インターネット上のネタ)”として人気に火がつきました。
そしてその後、このフレーズに音楽をのせた音源が登場し、TikTokを中心にダンス動画やネタ投稿が爆発的に拡散されるようになったのです。
ミームとは?
「ミーム(meme)」とは、もともとは文化や知識、行動様式などが、人から人へとコピーされ、広まっていく現象やその「単位」を指す言葉です。
この言葉は1976年、進化生物学者リチャード・ドーキンスが著書『利己的な遺伝子』の中で初めて使いました。彼は、「遺伝子(gene)」のように、文化にも“伝達される単位”があると考え、それを「ミーム(meme)」と呼びました(語源はギリシャ語の「模倣」を意味する mimema)。
現代の私たちが使う「ミーム」は、もう少しカジュアルな意味になっています。SNSや掲示板、動画サイトなどで「あるネタ・フレーズ・画像・動画などが面白がられ、次々にアレンジされて拡散していく現象やコンテンツ」を指す言葉として使われています。
たとえば:
- 「○○してみた」系のパロディ動画
- ネコの面白画像にユーモアあるコメントを添えた投稿
- 「エッホエッホ」のようなユニークなセリフと写真の組み合わせ
これらはすべて“ミーム化されたコンテンツ”です。ざっくり言えば、
ミームとは、「みんなが面白がって、真似したり、改変したりして拡散されていくネタ」を指します。
言葉でも画像でも動画でも、誰かが始めたネタが「バズる」と、次々と派生作品が生まれ、ミームとしてネット文化の一部になります。今回の「エッホエッホ」についてもミーム化されて拡散され流行しています。
エッホエッホの使い方

「エッホエッホ」の投稿をしてみたいけれど、どう使えばいいのかわからない……そんな方も多いかもしれません。
実は、「エッホエッホ」をうまく使うコツは、“急いで何かをする”というシチュエーションと組み合わせることです。たとえば、「忘れ物を取りに家に戻る」「ギリギリでバスに乗ろうと走る」「夜中にこっそり冷蔵庫に向かう」など、ちょっとした日常の“バタバタ感”や“焦りのある行動”をユーモラスに表現すると、投稿の面白さがぐっと増します。
SNSでバズっている投稿の多くも、何かを急いでいる元ネタのメンフクロウの画像やその他の動物やキャラクターの画像・動画に「エッホエッホ」とセリフを添えるパターンが多く見られます。
つまり、まずは日常の中から“ちょっと急いでいる自分”を見つけてみることがポイント。そして、それを軽く自虐風に、あるいはユーモアを交えて投稿すれば、「エッホエッホ」のミームとしても自然に馴染みやすくなります。気取らず、肩の力を抜いて。あなたなりの「エッホエッホ」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
Xに投稿されている投稿例
X(旧Twitter)では、現在「エッホエッホ」を使ったユニークな投稿が次々と生まれ、大きな反響を呼んでいます。特にバズっているのは、日常の“ちょっと焦ってる瞬間”や“急いでいる様子”を、ユーモラスに切り取ったものです。今では動物の写真だけでなく、自分の日常を撮った動画や、イラスト、キャラクターを使った二次創作などにも広がっており、「エッホエッホ」ブームはますます加速しています。
今では、公式キャラクターもバズりに便乗して「エッホエッホ」の投稿をしています。大阪万博のキャラクター「ミャクミャク」が投稿したことも話題になりました。
【公式】ポケモン情報局も投稿しています。
シルバニアファミリー【公式】も投稿しています。
ついにエッホエッホの歌も登場
エッホエッホのムーブメントを受けて、2025年3月1日、人気動画クリエイターのうじたまいさんが、話題のフレーズを元にした楽曲「エッホエッホのうた」を制作・公開しました。
音源が発表されるやいなや、そのユニークで耳に残るメロディとテンポ感が話題を呼び、TikTokでは「#エッホエッホのうた」を使った動画投稿が瞬く間に拡散。たちまちブームに火がつきました。
特に多く見られるのが、歌詞の内容に沿って、自分の「あるある話」や「豆知識」「気づき」などをユーモアを交えて紹介する動画。日常のちょっとした疑問や、自分なりの考察をリズミカルに披露するスタイルが人気を集めています。
今やTikTokを開けば、タイムラインに「エッホエッホ」があふれている状態で、まさに2025年前半のSNSトレンドを象徴するコンテンツとなっています。
エッホエッホで始まるアンパンマンの歌が話題!
うじたまいさんが手がけた「エッホエッホのうた」は、かわいらしさとユーモアが絶妙に詰まった楽曲として、SNSを中心に大きな注目を集めています。曲の長さはわずか16秒ほどと短いにもかかわらず、その中に詰め込まれた耳に残るフレーズと、思わずクスッと笑ってしまう歌詞の内容が「中毒性がすごい!」と話題に。TikTokなどでは、この歌を口ずさむ投稿や、アレンジ動画が次々と投稿されています。
歌詞は以下の通り:
エッホエッホ、エッホエッホ、エッホエッホ、エッホエッホ、
アンパンマンはつぶあんって伝えなきゃ
エッホエッホ、エッホエッホ、エッホエッホ、エッホエッホ、
人間以外は猫舌って伝えなきゃ
エッホみんなにつたえなきゃ
アンパンマンの中身に関する“どうでもいいけど気になる豆知識”や、「猫舌なのは人間だけじゃない?」というちょっとしたウンチクを、全力で伝えに行くユーモラスな姿が頭に浮かび、思わず笑ってしまう内容です。
このような、「くだらないけど面白い」「共感できるけど謎の必死さがある」といった絶妙なバランスが、多くの人の心を掴んで離さない理由なのかもしれません。
今やこの歌は、「つい口ずさんでしまう」「頭から離れない」と評判になり、SNSミームとしてますます拡大中です。
まとめ
2025年前半、SNSで大ブレイク中の「エッホエッホ」。そのきっかけは、メンフクロウの雛がよちよちと走る写真に添えられた、「ママに夜ご飯いらないって伝えないと」というユニークなキャプションでした。かわいさと“焦ってる感じ”の絶妙な組み合わせが多くの人の心をつかみ、SNS上で爆発的に拡散。公式キャラクターまでもが投稿に参加するなど、社会現象ともいえる広がりを見せています。
そして、この流れを受けて公開された、うじたまいさんの楽曲「エッホエッホのうた」もまた中毒性の高さで話題に。ちょっとした豆知識やあるあるをリズミカルに伝える投稿が人気を集め、TikTokでは連日「エッホエッホ」があふれています。
あなたも日常の“エッホエッホしたくなる瞬間”を見つけて、気軽に投稿してみてはいかがでしょうか?もしかしたら、次のバズり投稿になるかもしれませんよ。