大阪関西万博の持ち物|実際役立ったものからNGアイテムまで

2025年の大阪・関西万博、ついに始まりましたね!私も先日、実際に会場を訪れてきました。最先端のパビリオンや国際色豊かな展示、美味しい食べ物と、大満足の1日でしたが……正直なところ、事前の準備がかなり重要だと痛感しました。
というのも、暑さや混雑、長時間の待ち時間など、現地ならではの“洗礼”があったからです。逆に、しっかり準備していたおかげで快適に過ごせた面もたくさんありました。
この記事では、実際に万博を体験した私が「持っていってよかったもの」「持ち込みNGアイテム」などを、リアルな目線でご紹介していきます。
これから行く方がストレスなく楽しめるよう、しっかりポイントをまとめました。ぜひ参考にして、最高の万博体験をしてください!
大阪関西万博の必須アイテム

万博を楽しむうえで「これは絶対に必要!」と感じた持ち物をまずご紹介します。現地に行ってからでは手に入らなかったり、忘れて困ったりすることもあるので、事前チェックは念入りに!
クレジットカードや電子マネー
大阪関西万博の大きな特徴のひとつが「完全キャッシュレス」であること。現金は一切使えません。対応しているのは以下のような決済手段です:
- クレジットカード(VISA、Mastercard、JCBなど)
- 電子マネー(交通系IC、iD、QUICPayなど)
- コード決済(PayPay、楽天ペイ、d払いなど)
特に屋台やショップでの買い物、飲食の支払いはすべてキャッシュレス。スマホひとつでも済む便利さはある反面、バッテリー切れ対策は必須です。複数の決済手段を用意しておくと安心です。
チケット(QRコード印刷しておく)
チケットは事前に購入し、QRコードでの入場が基本です。スマートフォンに保存しておけばOKですが、当日は通信環境が不安定だったり、何度もスマホの大阪関西万博アプリをログイン(何度も行う認証が面倒!)する必要があります。紙に印刷しておくと、スムーズに入場できて安心感があります。
会場の地図(非公式の地図が分かりやすい)
会場はとても広く、方向感覚を失いやすいです。公式アプリにも地図はありますが、意外と情報が分かりづらい場面も。Xでシェアされている「非公式の見やすいマップ」が現地では大活躍しました。事前予約が必要なパビリオンかなどの情報が一目瞭然。あらかじめPDFなどで保存しておくのがおすすめですが、私は印刷して持っていきました。かなり便利で快適性アップでした!
折りたたみ椅子
入場前に並んだり、また、どのパビリオンも大人気で、待ち時間は1時間以上になることも。そんなとき、「持ってきてよかった……!」と心から思えたのが折りたたみ椅子です。軽量タイプの小型チェアなら荷物にもなりにくく、列に並ぶときやちょっとした休憩にも便利です。正直、折りたたみ椅子があるかないかで疲労具合が雲泥の差です。


大阪関西万博の季節・天候・暑さ対策アイテム
私が訪れたのは夏場でしたが、これが本当に過酷な暑さでした……。季節や天候に応じた対策グッズをしっかり用意することで、快適さがまったく違います。以下は、実際に役立ったアイテムたちです。
帽子
直射日光を避けるには、帽子は必須アイテム。私は広めのつばがあるキャップを使いましたが、首元までカバーできるタイプだとさらに安心です。熱中症予防にもなります。


日傘
日差しが強い日は、日傘があるだけで体感温度が大きく変わります。最近は男性用の日傘も増えており、持っている人が本当に多かったです。ただし、混雑時は使用に注意が必要です。

サングラス
照り返しが強く、目が疲れます。サングラスをかけていたおかげで視界が快適になり、ラクでした。UVカット機能付きがおすすめです。

ハンディ扇風機や扇子、うちわ
会場は風通しの悪いエリアも多く、蒸し暑さが厳しいです。ハンディ扇風機を持ち歩いている人が多く、私も大いに助けられました。手動の扇子やうちわも、電池切れの心配がなくて便利です。

冷感グッズ
冷感タオルや冷感シートなど、体感温度を下げるアイテムは夏場に特に活躍します。私は水につけて固くしぼった冷感タオルを首に巻いていましたが、ひんやり感が持続して快適でした。


凍らせたペットボトル飲料
朝のうちに凍らせた飲み物を持っていくと、溶けた水分がちょうど飲みごろになります。私は、簡易のクーラーバックに数本凍らせたペットボトル飲料を入れていきました。凍った飲料入りペットボトルを首に当てれば熱中症対策にもなり、まさに一石二鳥。現地ではなかなか買えないので、事前準備を!

タオル
汗拭き、冷却、日よけなどマルチに使えるタオルは何枚か持っていくのがベストです。私は冷感タオルとフェイスタオルの2枚持ちで正解でした。

羽織り
建物内は冷房が効いているため、薄手のカーディガンやシャツがあると温度差に対応しやすいです。朝夕で気温が下がることもあります。また、日焼け予防で着ている方もおられました。

レインコート/折りたたみ傘
急な雨に備えて、どちらか一方は持参したいところ。混雑時の傘は不便なので、私は軽量のレインポンチョを持参しました。両手が空くので便利です。


日焼け止め
長時間の屋外滞在では日焼け対策も必須。荷物になるので現地では塗り直しづらく、家を出る前にしっかり塗っておくのが一番です。

虫よけスプレー
自然が多いエリアもあり、蚊などに刺されやすい場所も。足元や首元など、露出部分にスプレーしておくと安心です。

大阪関西万博のあると便利なアイテム
ここでは「必須ではないけど、あってよかった!」と感じた便利グッズをご紹介します。長時間の滞在や混雑を快適に乗り切るために、小さな工夫が大きな差を生みます。
マイボトル(水筒)
会場内には給水スポットがあります。マイボトルがあれば、何度でも水を補充できて経済的かつエコ。私は保冷機能付きのボトルに冷たい水を入れて持ち歩きましたが、最後まで冷たさが保たれて重宝しました。

軽食(おにぎり、ゼリー飲料、携帯栄養食など)
万博会場内の飲食店は混雑しがちで、並ぶだけでも時間がかかります。空腹を感じたときにすぐ食べられる軽食があると安心。おにぎりやゼリー飲料、栄養バーなどがおすすめです。ただし、持ち込みルールに注意し、常温保存できるものを選びましょう。


おやつ
ちょっとした待ち時間の気分転換に、おやつはありがたい存在。私は小袋のお菓子を数種類持って行き、列に並びながら少しずつ食べて気を紛らわせていました。子連れの方にもおすすめです。注意点としては、チョコレートは溶けてしまう恐れがあるのでお気をつけください。

エコバッグ
万博限定グッズやお土産を買ったときに活躍するのがエコバッグ。バッグに1つ忍ばせておくだけで、帰りの荷物がぐんと楽になります。小さくたためるタイプが便利です。

ウェットティッシュ
屋外イベントでは手が汚れる場面が多々あります。ウェットティッシュは食事の前後、汗をぬぐうとき、ちょっとした拭き取りなど、用途が広く何度も助けられました。除菌タイプがベターです。

スタンプラリー帳
万博ではスタンプラリー企画があることも。専用帳やノートを持っておくと、記念として楽しめます。お子さんと一緒に参加するのにもぴったりです。

大阪関西万博ガイドブック
事前に購入・チェックしておくと、パビリオンの情報やイベントスケジュールを効率よく把握できます。私はガイドブックに行きたいスポットを付箋でマークしておいたので、無駄な移動が減ってスムーズに回れました。

モバイルバッテリー
スマホは地図、チケット、決済、カメラ、SNS投稿など、万博でフル活用します。1回分では足りないこともあるので、容量の大きなバッテリーを準備しておきましょう。

大阪関西万博のNGアイテム
大阪関西万博では、安全と快適な運営のために「持ち込み禁止物」が厳しく定められています。うっかり持ち込んでしまうと、入口で没収されたり、最悪の場合は入場できないことも。実際に現地でも、手荷物チェックは非常に厳重でした。
以下に、主なNGアイテムをカテゴリーごとにまとめました。
危険物
- 火薬類、爆発物、武器
- 刃物類(包丁、ナイフ、ハサミなど)
これらは当然ながら厳禁。お弁当を持ち込む場合も、小型のカトラリーが引っかかることがありますので要注意です。
飲料関連
- 酒類全般(開封・未開封問わず)
- 瓶・缶類の飲料
アルコールは完全NG。水筒やペットボトル飲料は持ち込めますが、瓶や缶に入った飲み物は入口で廃棄対象になります。
荷物関連
- スーツケースやキャリーケース(サイズを問わずすべて禁止)
- 大型荷物 [(幅)600mm×(高さ)400mm×(奥行)900mmのサイズを超える荷物]
ロッカーに預けようと思って持参した人が入り口で止められているのを実際に見ました。手持ちできるバッグやリュックに限定しましょう。
撮影機材
- カメラの一脚・三脚
- 自撮り棒(手のひらサイズを除く)
混雑時の安全を確保するために、長さのある撮影機材は禁止されています。小型のスマホスタンド程度なら問題ない場合もありますが、公式ルールに従いましょう。
電子機器
- ドローンなどの小型無人機
- ラジコン玩具
航空法や施設の安全基準上、会場内の無人機やリモコン機器の使用は厳しく制限されています。
その他
- 拡声器、メガホン、スピーカーなど騒音を発するもの
これらは他の来場者の迷惑になるため、持ち込みできません。楽器や音の出るおもちゃも控えましょう。
よくある質問

実際に私が準備段階や現地で感じた疑問、他の来場者が話していた声などをもとに、よくある質問をまとめました。
Q1. 飲食の持ち込みはできる?
A. 一部可能です。
おにぎりやパン、ゼリー飲料などの簡単な軽食は持ち込めます。ただし、酒類は一切禁止、瓶や缶に入った飲料もNGです。ペットボトルや水筒であれば問題ありません。また、持ち込んだゴミは必ず持ち帰るか、所定のごみ箱へ。
Q2. ペットを連れて入場できる?
A. 原則禁止です。
補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)を除き、ペットの入場は禁止されています。抱っこやキャリーケースでの持ち込みも不可ですので、留守番の対応をお願いします。
Q3. モバイルWi-Fiは使える?
A. 利用可能です。
会場内ではWi-Fiの電波が不安定な場所もあるため、モバイルWi-Fiの持参はおすすめです。ただし、大容量のバッテリー消費に注意。スマホのテザリングと併用する場合も、モバイルバッテリーは必須です。
Q4. 再入場はできる?
A. 条件付きで可能です。
公式発表によれば、再入場には当日チケットと顔認証登録が必要です。再入場ゲートも限られているため、計画的に行動することが大切です。
Q5. 子連れでの来場は大変?
A. 準備次第で快適に過ごせます。
ベビーカーの持ち込みは可能で、授乳室やおむつ替えスペースも整っています。ただし、日差し・暑さ対策、こまめな水分補給、待ち時間対策(おやつや小さなおもちゃ)など、事前準備がカギになります。
まとめ
大阪関西万博は見どころ満載の一大イベントですが、その分、準備不足だと疲労やストレスを感じやすいのも事実です。私自身の体験を通じて、「持ってきてよかった!」と実感したアイテムをまとめました。
事前にしっかり準備することで、長時間の滞在も快適に過ごせ、パビリオンやグルメ、ショッピングなど万博の魅力を思いっきり楽しめます。この記事が、あなたの万博体験をより充実させるお手伝いになれば幸いです。持ち物リストを参考に、安心して出かけてくださいね!