暑い日の過ごし方100選|子どもと楽しむ室内&屋外アイデア

夏の子ども

年々暑さが厳しくなる日本の夏。気温35℃を超える猛暑日が当たり前になり、外で思い切り遊ぶのが難しい日も増えています。とはいえ、夏休みは子どもにとって特別な時間。せっかくの長期休みを、暑さのせいでただの「退屈な毎日」にしたくはありませんよね。

そこで本記事では、暑い日でも子どもと一緒に楽しめる遊びのアイデアを100個ご紹介します。
室内・屋外・水遊び・工作・体を動かす遊び・伝統的な行事など、さまざまなジャンルに分けて紹介していくので、お子さんの年齢や興味に合った過ごし方がきっと見つかります。

また、子どもと夏を過ごすうえで欠かせない暑さ対策のポイントや、よくある疑問にもお答えしますので、安全で快適な夏の計画にぜひお役立てください。

楽しい夏の思い出は、一生心に残る宝物になります。
今年の夏は、アイデアいっぱいの“ひんやり楽しい時間”を親子で過ごしてみませんか?

暑い日に子どもと楽しむ室内&屋外アイデア【100選】

室内で楽しむアイデア【10選】

室内で工作

暑くて外に出られない日でも、工夫次第でおうち時間は最高の遊び場に変わります。準備が簡単で、親子で一緒に楽しめるアイデアを10個ご紹介します。


  1. 手作りおやつクッキング(アイス、ゼリーなど)
     子どもと一緒に作るアイスキャンディーやゼリーは、食育とクールダウンを兼ねた一石二鳥の遊び。果物やヨーグルトを使えば栄養面も安心。
  2. 段ボールや布で秘密基地づくり
     大きめの段ボールや布を使って、室内に自分だけの「秘密基地」を作ってみましょう。子どもはこうした空間が大好きです。
  3. 室内ピクニックごっこ
     レジャーシートを敷いて、お弁当を用意すれば即席ピクニック。エアコンの効いたリビングが特別な空間に早変わり!
  4. クールアート(氷絵の具、スプレーアート)
     氷で凍らせた絵の具を使ってお絵かきしたり、スプレーで色を吹きかけるなど、涼しさと創造力を楽しめるアート体験です。
  5. 水風船キャッチ(浴室やベランダ)
     室内の水遊びは、お風呂場で!膨らませた水風船をキャッチボール感覚で遊び、安全に盛り上がることができます。
  6. 風鈴やうちわの工作
     紙コップやペットボトルで簡単に作れる風鈴、白いうちわにお絵かきするデザイン遊びなど、夏の風物詩を手作りで楽しめるアイデアです。
  7. 科学実験でひんやり体験
     「氷が溶ける時間比べ」や「塩をかけるとどうなる?」など、氷や水を使った簡単な理科遊びは、知的好奇心も刺激します。
  8. 夏の絵本読み聞かせタイム
     「なつのおとずれ」や「うみべのハリー」など、夏をテーマにした絵本で、視覚や想像力を育てるリラックスタイムに。
  9. ストップモーション動画づくり
     おもちゃや粘土を少しずつ動かして撮影すれば、まるで映画のような作品に。スマホの無料アプリでも手軽に楽しめます。
  10. 室内宝探しゲーム
     部屋の中に「ひんやりグッズ」や「おやつの手がかり」を隠して、クイズやヒントで探していく探検遊び。暑さを忘れて夢中に!

屋外で楽しむアイデア【10選】

夏にはしゃぐ子ども

暑いからといって、外遊びを完全に諦める必要はありません。時間帯や場所を工夫するだけで、屋外でも安全に楽しく遊ぶことができます。涼しい朝や夕方を活用して、自然の中でのびのびと遊びましょう。


  1. 朝の公園で虫取り&自然観察
     気温が上がる前の早朝に出かけて、バッタやセミ、カブトムシ探し。虫かごやルーペを持参すれば、小さな冒険に!
  2. 夕方のシャボン玉タイム
     陽が落ち始める涼しい時間帯に、親子でシャボン玉遊び。風の向きを考えて飛ばすだけで、立派な“理科体験”にもなります。
  3. 水鉄砲バトル(親子対決)
     近くの公園や広場で、水鉄砲を使ったバトル遊び。濡れてもいい服装と着替え、水分補給を忘れずに!
  4. 自宅の庭やベランダで水遊び
     ビニールプールやタライに水を張って、手軽な“プチ水場”に。時間を決めて短時間で遊ぶと冷えすぎも防げます。
  5. 近所の小川で石投げや水遊び
     浅瀬の小川なら、足を浸けたり石を並べたりして自然と触れ合う絶好の遊び場に。サンダルや虫除けも忘れずに。
  6. 公園のミスト噴水めぐり
     最近では、水が自動で出てくるミスト広場がある公園も増加中。汗をかいた後の冷たいミストは格別!
  7. 夕暮れ散歩で季節の草花探し
     日が沈み始めた時間に、近所をのんびり散歩。季節の花や虫、空の色の変化を親子で観察するのも夏らしい過ごし方です。
  8. 暗くなってからの星空観察
     月や星座を見つけたり、流れ星を探したり。スマホの星座アプリを使えば、子どもも夢中になります。
  9. 短時間のプール遊び(屋外施設)
     市営や地域のプールで、1〜2時間程度の軽めの水遊び。混雑を避けるなら、朝一や夕方が狙い目です。
  10. 涼しい時間帯のサイクリング
     朝や夕方の風が気持ちいい時間に、親子で自転車に乗って近所を探索。ヘルメットと水分を忘れずに!

水遊びアイデア【10選】

水遊び

夏といえばやっぱり水遊び!
暑さを一気に吹き飛ばす水遊びは、子どもが大好きなアクティビティ。
家庭でも簡単に楽しめるアイデアを中心に、安全かつ盛り上がる水遊びネタをご紹介します。


  1. タライ&バケツでプールごっこ
     ビニールプールがなくてもOK!タライや大きめのバケツに水を入れて、手足を浸けてパチャパチャするだけで大喜び。
  2. 水風船リレー
     割れないように慎重に運ぶリレーゲーム。チーム戦にすると家族みんなで盛り上がれます。終わった後の片付けも一緒に。
  3. お風呂場スプラッシュパーティー
     浴室におもちゃや水鉄砲を持ち込んで、水遊びOKな空間で思い切り遊ぶ!床が滑らないよう注意を。
  4. カラフル氷で色水遊び
     食紅で色付けした氷を使って、水が少しずつ変化する様子を観察。混ぜ合わせて新しい色を作るのも楽しい体験に。
  5. ペットボトルシャワー
     ペットボトルのキャップに穴を開けて、自作の“即席シャワー”に!水の出方を変えて実験してみても面白いです。
  6. 泡立て遊び(石けんアート)
     水と石けん、スポンジでもこもこ泡を作って遊ぶだけで、大興奮間違いなし。カラフルな食紅を加えても◎。
  7. スポンジ投げ合戦
     水に濡らしたスポンジを投げ合うゲーム。柔らかい素材なのでケガの心配も少なく、狭い場所でもOK
  8. 水の中に宝物を隠すゲーム
     水に浮かぶアイテムや沈むおもちゃを使って、“宝探し”ごっこ。透明な容器に水を入れて見つけやすくするのがポイントです。
  9. 水鉄砲的あてゲーム
     ペットボトルや紙コップを積み上げて的にし、水鉄砲で狙い撃ち!命中したときの爽快感がクセになります。
  10. 氷の宝石探し
     氷の中におもちゃやビーズを閉じ込め、時間をかけて溶かして宝を発掘する遊び。想像力と根気も育まれます。

クッキングで楽しむアイデア【10選】

子どもと料理

夏は冷たいおやつや軽食を親子で手作りして、楽しみながら食育にもつなげる絶好のチャンス!包丁を使わない簡単レシピも多く、安全に料理体験ができます。


  1. 手作りかき氷&シロップづくり
     市販のかき氷器やフードプロセッサーで氷を削り、果物やジュースでオリジナルシロップを作って楽しめます。
  2. アイスキャンディーをつくろう
     ジュースやヨーグルトにフルーツを加えて、型に入れて凍らせるだけ。自分だけのオリジナル味にワクワク!
  3. フルーツポンチ作り
     スイカやみかん、キウイなどをカットしてサイダーに浮かべれば、見た目も涼しい夏デザートが完成します。
  4. ゼリーやプリンのデコレーション
     市販のゼリーにホイップやチョコスプレーでおめかし。盛り付けるだけでも立派な料理体験に!
  5. おにぎりピクニック弁当づくり
     好きな具材を自分で選んでおにぎりを握り、お弁当箱に詰めれば、家の中でもピクニック気分が味わえます。
  6. ホットケーキでお顔プレート
     焼いたホットケーキにチョコや果物で“顔”をデコレーション。個性が出て盛り上がります。
  7. おやつサンドイッチバトル
     パンにジャムや果物、生クリームなどを自由に挟んで、誰が一番おいしそうにできたか競争!
  8. 夏野菜を使った料理体験
     きゅうりの塩もみ、トマトのスライス、ピーマンのチーズ焼きなど、加熱不要 or 少しの加熱でできる料理を一緒に。
  9. 簡単流しそうめんごっこ(室内も可)
     カットしたペットボトルで簡易流しそうめん台を作って、スライダー感覚で楽しむ。もちろん味も◎!
  10. クッキング後のランチパーティー
     料理ができたら、テーブルを飾って特別な食事タイムに。自分で作ったごはんは格別の味になります。

体を動かす遊び【10選】

風船遊び

暑くて外での運動が難しい時期でも、室内で安全に体を動かす工夫をすれば、子どものストレス発散&運動不足解消にぴったり!家具や道具を活用して、楽しくエネルギーを燃やしましょう。


  1. 室内かけっこリレー
     廊下や部屋の中を“スタート”と“ゴール”で区切り、タオルやおもちゃをバトンにして交代リレー。短い距離でも大盛り上がり!
  2. クッション山のぼり
     ソファのクッションや布団を積み上げて、柔らかい山を登ったり下りたり。運動しながらバランス感覚も鍛えられます。
  3. おしりジャンケンゲーム
     「グー・チョキ・パー」をおしりの動きで表現し、笑いながらジャンケン勝負。意外と体力を使います!
  4. ダンス&ミュージックタイム
     お気に入りの音楽に合わせて自由にダンス。YouTubeなどのキッズ向けダンス動画を使えば、簡単な振り付けで親子で楽しめます。
  5. 縄跳び室内バージョン(エアなわとび)
     本物の縄を使わず、ジャンプだけの“エア縄跳び”なら室内でも安心。回数を数えてミニチャレンジに。
  6. 風船バレー
     風船を床に落とさないように、家族でパスし合うシンプルなバレーゲーム。軽い風船は家具を傷つけず安全です。
  7. 廊下でボーリング
     ペットボトルをピンにして、やわらかいボールを転がすボーリング遊び。得点制にすると白熱します。
  8. スポンジ投げゲーム
     水を含ませたスポンジをターゲット(洗面器など)に向かって投げる遊び。狙いを定めて投げる集中力も育てます。
  9. ストップ&ゴーゲーム
     音楽に合わせて歩いたり止まったり、体の動きをコントロールするゲーム。リズム感や反射神経のトレーニングにも◎。
  10. ハンカチ落とし(アレンジ版)
     昔ながらのハンカチ落としを少しアレンジして、ハンカチの代わりにぬいぐるみや冷感タオルを使うと新鮮さUP!

工作・アートを楽しむ【10選】

工作

創造力や集中力を育てながら、暑さを忘れる夢中時間を過ごせるのが「工作・アート」の魅力。家にあるもので手軽に始められるアイデアを集めました。


  1. 氷で絵を描こう(色水氷ペイント)
     食紅や絵の具で色付けした氷を凍らせて、紙にすべらせながら描くアート。溶けていく過程も楽しめて涼感たっぷり。
  2. 夏の植物でスタンプアート
     オクラや葉っぱ、花びらなどを使って、自然のかたちそのままのスタンプ作品に。作品がそのまま記念にもなります。
  3. うちわ・風鈴のデコレーション
     無地のうちわや手作り風鈴に絵を描いたり、シールやビーズを貼ったりして、世界に一つだけの夏アイテムに。
  4. 紙コップ風車をつくろう
     紙コップと割り箸、ストローで簡単風車を製作。扇風機の前で回して遊ぶとさらに涼しさUP!
  5. 折り紙で昆虫づくり
     カブトムシやちょうちょなど、夏の虫たちを折り紙で再現。できた作品でお部屋を飾っても素敵です。
  6. 自分だけの絵本を描こう
     A4用紙数枚をホチキスでとめて、物語を考えて絵を描く「オリジナル絵本」づくり。自由な発想を応援!
  7. モールで動物クラフト
     100円ショップでも買えるモールを曲げて、うさぎやライオンなどを作る遊び。指先の器用さと想像力が育ちます。
  8. フェルトの夏モチーフ作り
     フェルトを切って、スイカ・アイス・かき氷などのモチーフに。ボンドやシールで貼るだけなので安全です。
  9. ガチャカプセル工作
     中身のなくなったガチャガチャのカプセルを使って、マラカスやUFO、動物などを製作。リサイクル工作にも◎。
  10. 貝殻や小石でネイチャーアート
     拾ってきた自然素材にペイントや貼り付けをして、アート作品として飾る。夏の思い出が形に残ります。

学びながら楽しむ【10選】

勉強する子ども

遊びながら知識や発見に触れられるのが「学び遊び」の魅力です。夏らしさを取り入れた理科・社会・言語・観察系の遊びで、自由研究のヒントにもなるアイデアをご紹介します。


  1. 気象観察&天気図ぬりえ
     毎日空を見て、晴れ・くもり・雨を記録しながら、天気図のぬりえで理解を深める。簡単な天気記号にも親しめます。
  2. 夏の星座を調べよう
     夜空に見える星座を観察して、星座早見盤やアプリで位置を確認。こと座・さそり座・はくちょう座など、夏ならではの星に出会えます。
  3. 氷の溶け方実験
     塩をふった氷、色付きの氷、陽の当たる場所など、条件を変えて溶け方を観察。表にまとめて自由研究にも!
  4. 食材の冷たさ比べ実験
     冷蔵庫から出した野菜や果物の温度を比べて、「冷たく感じる順」を考察。実感と理屈をつなげて学べます。
  5. 冷感素材を触って温度の違いを感じよう
     アルミホイル、綿、ビニールなどを手で触って「どれが一番冷たく感じるか」を比べる五感実験。面白くて盛り上がります。
  6. お金の勉強ごっこ(夏祭り編)
     屋台ごっこをしながら、「100円で何が買える?」を考える遊び。お金の概念を楽しく学べる第一歩に。
  7. 昆虫図鑑づくり
     公園や庭で見つけた昆虫をスケッチして、名前・場所・特徴を記録。虫が苦手な子も観察を通じて興味が湧くかも。
  8. サマー英語クイズ大会
     「ice」「sun」「water」などの夏にちなんだ英単語を覚えるゲーム。カードを使ってビンゴ形式でも楽しい!
  9. 水のろ過実験
     コーヒーフィルターや砂・石を使って、水がきれいになる様子を観察。自然や環境への興味にもつながります。
  10. 夏野菜の観察日記
     きゅうり・トマト・なすなどを毎日観察して、色・形・育ち方を記録。自分で収穫できたときの感動は格別です。

ごっこ遊びで盛り上がる【10選】

ごっこ遊び

ごっこ遊びは、子どもの想像力・言語力・社会性をぐんぐん伸ばす、とても奥が深い遊びです。夏の季節感を取り入れた「なりきり遊び」で、おうちがステージに早変わり!


  1. アイス屋さんごっこ
     おもちゃや紙粘土で作ったアイスを使って、メニュー表・レジも手作りすれば本格的!親はお客さん役でどうぞ。
  2. お祭り屋台ごっこ(チケット制)
     ヨーヨー釣り・輪投げ・くじ引きなど、屋台風の遊びを準備して、チケットでやりとり。本当のお祭り気分に。
  3. プール監視員ごっこ
     水遊びのときに、“監視員役”を交代で担当。「準備OK?」「滑らないように注意!」と声かけするのも学びになります。
  4. サマーカフェ店員体験
     冷たいドリンクやスイーツをメニューにして、注文~配膳までを担当するごっこ遊び。カフェの名前も決めよう!
  5. 夏のレストラン開店
     料理ごっこ+接客の合わせ技。メニューカードや注文メモを用意して、お店の雰囲気づくりも一緒に楽しめます。
  6. お天気キャスターごっこ
     「今日の天気は…晴れのち水遊び!」など、自分で天気を考えて発表。身近な話題をテーマにすることで表現力もアップ。
  7. 星空案内人になろう
     星座や宇宙をテーマにしたごっこ遊び。「これは夏の大三角です!」と説明するナビゲーター役で学びにもつながります。
  8. 花火職人になってみよう(紙工作付き)
     色画用紙やアルミホイルで作った花火を「打ち上げ」て、花火大会の司会・演出役として活躍。拍手の練習も忘れずに!
  9. キャンプごっこ
     テント風の布を張って寝袋でゴロゴロ。懐中電灯やごはんセットを持ち込んで、本格アウトドア気分が味わえます。
  10. かき氷マスター認定試験
     「トッピングテスト」や「注文受けゲーム」など、かき氷職人としての“試験”ごっこを楽しめます。合格証を手作りして表彰を!

夏の伝統を感じる遊び【10選】

子どもの手持ち花火

日本の夏には、古くから受け継がれてきた風習や遊びがたくさんあります。
子どもたちに「季節の文化」を体験させることで、情緒や感性を育むきっかけにもなります。


  1. 手持ち花火
     夜に家族で楽しむ花火は、日本の夏の定番中の定番。線香花火の繊細な火花に、静かな時間の美しさを感じられます。
  2. 盆踊りの練習
     地域のお祭りに向けて、YouTubeなどで曲を流しながら盆踊りを覚えるのも楽しいひととき。運動にもなります。
  3. 竹で作る水鉄砲
     本物の竹やストローで作る昔ながらの水鉄砲。作って遊ぶ「二重の楽しさ」が味わえます。
  4. 金魚すくいごっこ
     ビニールプールにおもちゃの金魚を浮かべて、手作りポイでチャレンジ!夏祭り気分が味わえます。
  5. 朝顔観察
     夏の植物といえば朝顔。タネから育てて、毎朝記録をつけることで、命の育ちを身近に感じる体験になります。
  6. すいか割り
     新聞紙を丸めた棒を使って、安全に楽しむ工夫をすれば、家でもできる盛り上がりアクティビティに!目隠しで難易度UP。
  7. 蚊取り線香のにおい体験
     懐かしい香りとともに、日本の夏の記憶を共有できます。「何のにおい?」と会話のきっかけにも。
  8. うちわ作り体験
     無地のうちわに絵を描いたり、貼り絵をしたりして、オリジナルの夏アイテムに。完成後すぐ使えるのも嬉しいポイント。
  9. 夏の季語を覚えよう
     “打ち水”“金魚”“かき氷”“蝉しぐれ”など、俳句ごっこや季語カルタで言葉の世界に親しむ遊び。語彙力アップにも。
  10. 七夕の短冊づくり
     願いごとを書いて、笹に飾る七夕イベントは、夢や希望を形にする大切な行事。自宅でも簡単に楽しめます。

家族での特別な時間【10選】

夏の家族の思い出

夏休みは、普段よりも家族とゆっくり過ごせる大切な時間。ただ遊ぶだけでなく、気持ちを伝え合ったり、思い出を共有するような活動も取り入れてみましょう。


  1. 夜の絵本タイム(ライトアップ読書)
     部屋を暗くして、懐中電灯やランタンで絵本を読む「ナイト読書」。非日常感と安心感を両立した親子時間になります。
  2. 夏の思い出アルバムづくり
     撮った写真や絵、コメントをまとめて、「自分たちだけの夏の記録」に。見返すたびに会話が弾みます。
  3. 映画&ポップコーンパーティー
     リビングを映画館風にして、家族みんなで映画鑑賞&手作りポップコーン。雨の日のイベントにもぴったり!
  4. 室内キャンプナイト
     テントや毛布を使って室内にキャンプ空間を演出。ランタンやキャンプ飯を加えると盛り上がり倍増です。
  5. 家族でラジオ体操
     朝の習慣として取り入れると、体を動かす習慣と生活リズムの安定につながります。思い出の音楽に合わせて一緒に!
  6. 1日ひとつ「ありがとう」を伝える
     お互いに感謝を伝え合うルールを決めて、言葉で気持ちを届ける習慣づくりを。日記に書くのもおすすめです。
  7. 親子でリレー日記
     1日交替で書く親子日記。何気ない一言から心のつながりが生まれるきっかけになります。
  8. 夏の手紙交換
     ちょっと照れくさいことも、手紙にすると素直に伝えられるもの。「また来年の夏も一緒に遊ぼうね」など、未来への約束も。
  9. 簡単手作りプレゼント交換
     折り紙作品や小さなクラフトを作って家族同士でサプライズ交換。気持ちのこもった贈り物に笑顔がこぼれます。
  10. 夏の終わりに「ありがとう会」
     夏の出来事を振り返りながら、家族全員で「ありがとう」を伝える会を開いて締めくくり。感謝の気持ちが育ちます。

子どもと過ごす夏の楽しみといえば?

花火大会

夏は、子どもにとって一年で最もワクワクする季節。長いお休みと開放感に包まれて、普段はできないことにもチャレンジできる貴重な時間です。

虫取り、すいか、花火、プール、夏祭り…。どれも五感を刺激し、心に残る体験ばかり。大人にとっては「懐かしい」と感じることも、子どもにとっては「初めて」の連続です。

特に、親子で一緒に過ごした思い出は、子どもの記憶に深く刻まれます。たとえ特別な場所へ行かなくても、「おうちで花火をした」「お母さんとアイスを作った」「お父さんと虫を探した」といった何気ない時間が、一生心に残る“宝物”になるのです。

また、夏は自然や季節の移ろいを肌で感じられる機会でもあります。
朝顔が咲く様子、セミの声、夕立の匂い、涼しい風に吹かれる夕暮れ…。そうした日々の変化も、子どもの感性や心の豊かさを育てる要素となります。

この夏は、子どもと一緒に「体験」と「記憶」を積み重ねる時間を大切にし、“遊びながら育つ”夏の魔法をたっぷり味わいましょう。

猛暑!暑さ対策も忘れずに

かき氷

楽しい夏も、体調を崩してしまっては元も子もありません。特に子どもは大人よりも体温調節が苦手で、脱水や熱中症のリスクが高いため、適切な暑さ対策が欠かせません

ここでは、親子で実践したい3つの基本対策をご紹介します。


水分補給

● こまめに・こまめにが鉄則!

子どもは遊びに夢中になると、喉の渇きを感じにくくなります。時間を決めて声をかけながら、定期的な水分補給を習慣にしましょう。

● おすすめの飲み物は?

基本は水か麦茶がおすすめ。大量に汗をかいたときには、塩分やミネラルを含むスポーツドリンクや経口補水液も役立ちます。ただし、甘いジュースの飲みすぎには注意。



暑さ対策グッズ

● 外遊びの必須アイテム

  • 冷却ネックリング
  • 接触冷感の帽子
  • ポータブル扇風機
  • UVカットの薄手パーカー
  • 冷感タオル

これらを活用すれば、暑さによるストレスを減らしながら、安全に遊ぶことができます。

● 手作りでOKなアイデアも!

  • 凍らせた保冷剤をハンカチで包んで首に巻く
  • ペットボトル氷で手作りネッククーラー
  • 日傘代わりの傘にアルミシートを貼るなど
    おうちにあるものでも十分工夫できます。


エアコン活用

● 設定温度は28℃を目安に

「冷やしすぎない」「でも我慢もしない」がポイント。扇風機やサーキュレーターと併用して空気を循環させると、冷気が部屋全体に行き渡ります。

● 就寝時も無理せず使おう

夜間も室温が高いと、子どもが寝苦しくて疲れが取れません。タイマーや自動運転モードを活用し、快適な睡眠環境を整えましょう。

● フィルター掃除も忘れずに

エアコンのフィルターにほこりが詰まっていると、冷房効率が下がり電気代も上がります。2週間に1回程度の掃除が理想です。


よくある質問(Q&A)

ハテナマーク

暑い季節に子どもと過ごすなかで、保護者の方からよく聞かれる疑問にお答えします。安全に、そして楽しく夏を乗り切るためのヒントとしてご活用ください。


Q1. 子どもが冷たいものばかり欲しがるけど大丈夫?

A:適度なら問題ありませんが、与えすぎには注意しましょう。
冷たいジュースやアイスは、胃腸に負担をかけやすく、食欲不振の原因にもなります。水分補給は常温や冷たすぎない飲み物を中心にし、冷たいおやつは1日1〜2回までがおすすめです。


Q2. 水遊びは何歳から始めてもいいの?

A:基本的には1歳前後からOK。ただし常に大人の付き添いが必要です。
ベビーバスやタライから始めて、転倒・溺れのリスクがないよう注意しましょう。5〜10分の短時間から始め、徐々に慣らすのがポイントです。


Q3. 室内遊びばかりで運動不足になりませんか?

A:工夫次第で十分に体を動かせます。
風船バレー、ダンス、エア縄跳び、リレーゲームなど、室内でもできる運動遊びを積極的に取り入れましょう。また、朝夕の涼しい時間帯に短時間の外遊びを加えるのも効果的です。


Q4. エアコンはつけっぱなしでもいいの?

A:体調と室温を見ながら、つけっぱなしの方が安全な場合もあります。
夜間に無理にエアコンを切ると寝苦しさや熱中症のリスクが高まることも。27℃前後+除湿機能を使って、快適な環境をキープするのが理想です。


Q5. 暑くなると子どもが不機嫌になる…。対処法は?

A:冷却と気分転換がカギです。
まずは首元やおでこを冷やして体温を下げること。そのうえで、静かな絵本タイムやお気に入りの音楽で気持ちを切り替えられる環境を作りましょう。親が先に落ち着くことも大切です。

まとめ

夏は、子どもにとって成長と体験の宝庫です。暑さの厳しい日々が続く中でも、工夫次第でおうち時間や短時間の外遊びを“特別な思い出”に変えることができます。本記事では、室内・屋外・水遊び・クッキング・工作・学び・伝統行事・ごっこ遊びなど、さまざまなジャンルから子どもと楽しめるアイデアを100個ご紹介しました。

どれも準備が簡単で、安全に配慮しながら実践できるものばかり。大切なのは、完璧を目指すことではなく、子どもと一緒に過ごす「今この瞬間」を楽しむことです。

また、猛暑の中では、水分補給やエアコンの使い方など、基本的な暑さ対策も忘れずに行いましょう。体調を守ることが、楽しい思い出づくりの第一歩になります。

この夏は、子どもたちの「楽しい!」の声と笑顔を引き出す工夫を取り入れて、家族みんなで忘れられない時間を過ごしてみませんか?