プールに行く時の持ち物リスト【31選】毎年子連れで行く筆者が必需品を紹介

プール

夏といえばプール!家族や友人と楽しい時間を過ごすためには、事前の準備がとても大切です。特に「何を持っていけばいいのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか?

この記事では、プールに行くときの必須アイテムから、プール遊びを楽しむアイテム、さらにはプールで快適に過ごすためのアイテムまで詳しく解説します。プールで熱中症に注意するポイント、子どもとプールに行く際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

準備をしっかりして、快適なプール時間を楽しみましょう!

目次

プールに行く時の必需品

プールの必需品

プールへ行く際に絶対に持っていくべきアイテムを紹介します。これらを忘れると、楽しむどころか入場できなかったり、不便な思いをしたりすることもあるので、事前にしっかりチェックしましょう!


水着

プールへ行く際には、水着が欠かせません。手持ちのものを活用するのも良いですが、新しい水着を購入すると気分が上がり、さらに楽しめるでしょう。また、出発前に自宅で水着を着ておくと、現地での着替えがスムーズになります。その上からワンピースやTシャツ、ショートパンツを重ねて移動すれば、快適に過ごせるでしょう。


ラッシュガード

ラッシュガードは、紫外線対策や肌の保護のために役立つアイテムです。長袖タイプを選べば日焼けを防ぐことができ、擦り傷から肌を守れます。また、水から上がった後の冷え防止にもなります。特に屋外プールでの使用におすすめです。


スイミングキャップ

プールによってはスイミングキャップの着用が義務付けられています。髪の毛が水に広がるのを防ぐだけでなく、プールの水を清潔に保つ役割もあります。素材はシリコン製・布製・メッシュ製などがあり、用途や好みに応じて選びましょう。


水中ゴーグル

ゴーグルをつけることで、水の中でも視界を確保しやすくなり、目に塩素が入るのを防げます。フィット感の良いものを選ぶと、水漏れやズレを防ぐことができます。また、曇り止め加工がされたものを選ぶと快適に泳げます。


フェイスタオル

フェイスタオルは、顔や体をさっと拭くのに便利です。プールサイドで使用する際にも手軽に使えます。吸水性の高いものを選ぶと、短時間でしっかり水分を拭き取れます。


バスタオル

全身をしっかり拭くためにはバスタオルが必要です。特にプールから上がった後、体が冷えないように素早く拭ける大判のタオルが便利です。マイクロファイバー素材のタオルは、軽量で速乾性があるため持ち運びに適しています。


レジ袋・ビニール袋

濡れた水着やタオルを入れるために、ビニール袋を持っていくと便利です。防水性のある袋を使えば、バッグの中が濡れるのを防ぐことができます。ジッパー付きの袋を選ぶと、においや水漏れを防げるのでおすすめです。


小銭・コインケース

プールのロッカーはコイン式のところも多いため、小銭を持っていくと便利です。また、自動販売機で飲み物を買うことができるように、100円玉や500円玉を用意しておくと安心です。防水タイプのコインケースがあると、濡れても安心して使えます。


着替え

泳ぎ終わった後に着替えるため、乾いた衣類を持っていきましょう。特に下着や靴下は忘れやすいので注意が必要です。快適に帰宅するために、肌触りの良い服を準備しておくとよいでしょう。


羽織りもの

プールから上がった後、体温が急に下がることがあります。そのため、パーカーやカーディガンなどの羽織りものを用意しておくと安心です。特に冷房が効いている更衣室では冷えやすいので、軽く羽織れるものがあると便利です。


日焼け止めアイテム

屋外プールでは紫外線対策が欠かせません。日焼け止めクリームやスプレーをこまめに塗り直すことで、日焼けによるダメージを軽減できます。ウォータープルーフタイプを選ぶと、水に濡れても効果が持続しやすくなります。


帽子

プールサイドで過ごす時間が長い場合は、帽子を持っていくと日差しを防げます。つばの広い帽子を選ぶと、顔や首もしっかり守れます。特に子どもは熱中症になりやすいので、帽子をかぶる習慣をつけるとよいでしょう。


サングラス

屋外プールでは、強い日差しが目に負担をかけることがあります。サングラスをかけることで、紫外線から目を保護できます。偏光レンズのサングラスを選ぶと、反射光を抑えてより快適に過ごせます。


スマホ用防水ケース

プールでスマホを使用する場合は、防水ケースがあると安心です。水没を防ぐだけでなく、濡れた手で触れても問題なく操作できるので便利です。首から下げるストラップ付きのタイプを選ぶと、落とす心配も減ります。


シャンプー・コンディショナー・ボディソープ

プールの水には塩素が含まれているため、泳いだ後はしっかり洗い流すことが大切です。敏感肌の方は、低刺激のシャンプーやボディソープを選ぶと安心です。使い切りサイズのボトルや詰め替えパックを持っていくと、荷物をコンパクトにまとめられます。


ウェットティッシュ

ウェットティッシュがあると、手や顔をさっと拭いたり、ちょっとした汚れを落としたりするのに便利です。除菌タイプを選べば、清潔を保つのに役立ちます。特にプールサイドで軽食をとる場合に重宝します。

ビーチサンダル

プールサイドや更衣室を移動する際は、滑りにくいビーチサンダルを用意すると便利です。特に屋外プールでは、地面が熱くなることがあるため、足元を保護するためにも持参するのがおすすめです。

ビーチサンダルを選ぶ際は、滑り止め加工が施されたものを選ぶと、プールサイドでも安心して歩けます。また、水はけの良い素材なら濡れてもすぐに乾き、快適に履くことができます。さらに、フィット感のあるデザインを選ぶと歩きやすく、脱げにくいため移動がスムーズになります。

特に子ども用のビーチサンダルは、かかとストラップ付きのものを選ぶと、歩行中に脱げにくく安全に使用できます。


幼児・赤ちゃん用の水遊び用オムツ

赤ちゃんや幼児がプールを楽しむ際には、水遊び用オムツの着用が必須です。一般的な紙おむつは水を吸収して膨らんでしまうため、プールでは使用できません。

水遊び用オムツは、水を吸収しにくい構造になっており、通常の紙おむつのように膨らむことがなく、快適に過ごせます。また、体にぴったりフィットするデザインのため、動きやすく漏れを防ぐ効果もあります。さらに、可愛いデザインが豊富に揃っているので、おしゃれを楽しみながら水遊びができます。

ただし、施設によっては水遊び用オムツの使用が禁止されている場合もあるため、事前にルールを確認しておくことが大切です。

プール遊びを楽しむアイテム

家族でプール

プールで思い切り楽しむためには、基本の持ち物に加えて、快適さや遊びの幅を広げるアイテムを準備するのがおすすめです。特に子ども連れの場合、安全対策や遊び道具をしっかり用意することで、より充実した時間を過ごせます。

ここでは、プール遊びをより楽しくするアイテムについて詳しく解説します。


浮き輪・浮き具

泳ぎが苦手な人や、小さな子どもと一緒にプールを楽しむ際には、浮き輪や浮き具があると安心です。

浮き輪・浮き具の種類

スタンダードな浮き輪 → 大人から子どもまで幅広く使える定番タイプ
アームリング(アームフロート) → 子どもが水に慣れるために最適
首浮き輪(ベビーフロート) → 赤ちゃん向けの浮き具(使用時は必ず大人が付き添うこと)
フロートマット(ビーチマット) → プールでリラックスできる大型の浮き具

ただし、プールによっては浮き輪やビート板の使用が制限されている場合があるため、事前にルールを確認しましょう。


おもちゃ(ビーチボール、水鉄砲)

子どもと一緒にプールを楽しむなら、おもちゃを持っていくのもおすすめです。

おすすめのプールおもちゃ

ビーチボール → 軽くて遊びやすく、親子で楽しめる
水鉄砲 → 水の掛け合いで盛り上がるアイテム
水中リング・潜水スティック → 水に潜る練習やゲームに使える
バケツ&じょうろ → 小さな子どもでも簡単に遊べる

水鉄砲はプールによって使用禁止のところもあるので、持ち込む前にルールをチェックしましょう。


空気入れ(手動・自動)

浮き輪やビーチボールなどを持っていく場合、現地で膨らませるための空気入れがあると便利です。

空気入れの種類

手動ポンプ → 小型で持ち運びやすいが、大きな浮き具には時間がかかる
自動エアポンプ(電動ポンプ) → 大型の浮き輪でも短時間で膨らませられる

おすすめは電動ポンプ です。特に大型の浮き具を膨らませる場合、手動だと時間がかかるので、電動タイプがあると圧倒的に楽になります。ただし、電動ポンプはコンセント式やUSB充電式があるので、プールの環境に応じて選びましょう。また、施設によっては、備え付けのものが用意されているので、事前に確認しておくと良いでしょう。


ライフジャケット

泳ぎに自信がない人や、小さな子どもがプールで安全に遊ぶためには、ライフジャケットがあると安心です。

ライフジャケットの特徴と選び方

浮力がしっかりしているもの → 安全基準を満たしているか確認
フィット感があるデザイン → サイズが合っていないと逆に危険
ベルトやバックルでしっかり固定できるもの → 着用中にズレにくい

ライフジャケットは、深めのプールで遊ぶときに特に役立つアイテム です。ただし、着用していても安全を過信せず、必ず大人が見守ることが大切です。

プールで快適に過ごすためのアイテム

浮き輪を付けて遊ぶ人

プールでの時間を快適に過ごすためには、遊び道具だけでなく、リラックスできる環境を整えることも大切です。特に屋外プールでは、日差しや暑さ対策、荷物の持ち運びを工夫することで、より快適に楽しむことができます。

ここでは、プールで快適に過ごすためのアイテムを詳しく解説します。


簡易テント

屋外プールでは日陰が少なく、直射日光を浴び続けると熱中症や日焼けのリスクが高まります。簡易テントを持参することで、休憩スペースを確保し、快適に過ごすことができます。

簡易テントのメリット

日よけ対策 → 紫外線から肌を守る
プライバシー確保 → 荷物置き場や着替えスペースとしても活用できる
熱中症対策 → 直射日光を避けて涼しく休憩できる

ワンタッチで設営できるポップアップテントがおすすめ。風で飛ばないように、ペグや重りを用意しておくと安心です。


簡易チェア

プールサイドでのんびり過ごしたい場合は、簡易チェアがあると便利です。100円均一に売っているような小さくてコンパクトなものがおすすめです。

簡易チェアを選ぶポイント

軽量でコンパクトに折りたためる → 持ち運びしやすい
耐水性のある素材 → 濡れても乾きやすい

プールサイドの地面は熱くなることがあるので、直接座るのが苦手な人にもおすすめ。


キャリーカート

家族連れや荷物が多い場合は、キャリーカートを使うと持ち運びが楽になります。

キャリーカートのメリット

重い荷物をまとめて運べる → 大量の荷物もラクラク移動
折りたたみ式なら収納しやすい → 使わないときはコンパクトに
耐荷重をチェック → クーラーボックスやテントも運べる耐久性のあるものを選ぶ

特にキャンプ用の大容量キャリーカートなら、プールだけでなくアウトドアでも活躍します。


レジャーシート

地面に直接座るのが苦手な場合や、荷物を置くスペースを確保したいときに便利です。

レジャーシートを選ぶポイント

防水加工があるもの → 濡れた地面でも快適に使える
厚みのあるクッションタイプ → 長時間座ってもお尻が痛くなりにくい
大きめサイズ → 家族やグループで使うなら広めのものを

簡易テントと組み合わせて使うと、より快適な休憩スペースを作れます。


おやつや軽食

プールで泳ぐと体力を消耗するため、軽食を持っていくと小腹が空いたときに便利です。

おすすめの軽食

エネルギーバー → 手軽に食べられ、エネルギー補給に最適
フルーツ(バナナ・ぶどうなど) → 水分補給と栄養補給が同時にできる
おにぎりやサンドイッチ → しっかり食べたいときにぴったり
ゼリー飲料 → のどごしが良く、暑い日でも食べやすい

プールによっては飲食が禁止されているエリアもあるので、事前にルールを確認しておきましょう。


飲み物

熱中症予防のために、水分補給はこまめに行いましょう。

おすすめの飲み物

スポーツドリンク → 塩分・ミネラル補給ができる
麦茶 → ノンカフェインで子どもにもおすすめ
炭酸水 → さっぱりしていてリフレッシュできる
凍らせたペットボトル → 長時間冷たいまま飲める

甘いジュースやカフェイン入りの飲み物は、飲みすぎると脱水症状を引き起こしやすいので注意が必要です。


クーラーボックス・保冷剤

飲み物や食べ物を冷たい状態で持ち運ぶために、クーラーボックスや保冷剤を活用しましょう。

クーラーボックスを選ぶポイント

持ち運びやすいサイズ → 大きすぎると移動が大変
断熱材がしっかりしているもの → 保冷効果が長持ち
キャスター付き → 重いものを入れても運びやすい

保冷剤を併用すると、より長時間冷たさをキープできます。氷を入れる場合は、溶けても水漏れしにくいタイプのクーラーボックスを選ぶのがおすすめです。


ハンディ扇風機

暑い日のプールでは、ハンディ扇風機があると涼しく過ごせます。

ハンディ扇風機の選び方

充電式 or 電池式 → 充電の持ちをチェック
クリップ付き → テントやチェアに固定できて便利
ミスト機能付き → 水分を含んだ風でより涼しく

特に屋外プールでは、直射日光の下で休憩すると体感温度が上がるため、熱中症対策としても有効です。


救急セット(絆創膏・消毒液)

プールサイドは滑りやすく、転んでケガをすることもあるため、簡単な救急セットを持っていくと安心です。

救急セットに入れておきたいもの

絆創膏(防水タイプ) → ちょっとした切り傷や擦り傷の応急処置に
消毒液(スプレータイプが便利) → 転んだときの傷口ケアに
かゆみ止め → 虫刺されや日焼け後のかゆみ対策
冷却シート → 熱中症対策としても役立つ

子ども連れの場合は、特に救急セットを準備しておくと、急なケガや不調にも対応できます。

プールで熱中症に注意するポイント

プールサイド

プールは涼しげなイメージがありますが、実は熱中症のリスクが高い環境です。特に屋外プールでは、長時間の直射日光や気温の高さにより、知らないうちに脱水症状を引き起こすことがあります。

ここでは、プールで熱中症を防ぐためのポイントを詳しく解説します。


① こまめに水分補給をする

プールに入っていると、汗をかいていても気づきにくいため、脱水症状になりやすいです。水分補給を意識的に行いましょう。

水分補給のポイント

こまめに飲む → 「のどが渇いた」と感じる前に飲むのが大切
スポーツドリンクを活用 → 水だけではなく、塩分・ミネラルを含む飲み物が◎
冷たすぎる飲み物は控える → 胃腸に負担をかけないよう、適度な温度のものを

おすすめの飲み物

  • スポーツドリンク(ナトリウムやカリウムを補給)
  • 麦茶(ノンカフェインでミネラル補給ができる)
  • 経口補水液(脱水症状が出たときに素早く水分補給)

② 定期的に日陰で休憩をとる

長時間日差しを浴びると、体温が上がり、熱中症のリスクが高まります。定期的に日陰で休憩することが大切です。

休憩時に意識したいポイント

1時間に1回は必ず休憩をとる → 水から上がり、涼しい場所で体を休める
簡易テントやパラソルを活用 → 日陰を確保し、直射日光を避ける
冷却グッズを使う → 冷たいタオルや氷まくらで体温を下げる

屋外プールでは、熱を反射するプールの水面やコンクリートの照り返しで体温が上がりやすいので、特に注意が必要です。


③ UVカットアイテムで直射日光を防ぐ

日差しの強い日に屋外プールにいると、体温が上がりやすくなるため、紫外線対策も重要です。

おすすめのUV対策グッズ

ラッシュガード → 直射日光を防ぎ、日焼け対策にもなる
帽子 → プールサイドで休憩するときにかぶる
サングラス → 強い日差しから目を守る
日焼け止め(ウォータープルーフ) → こまめに塗り直して紫外線対策

日焼けが進むと体温が上がりやすくなるため、肌を守ることが熱中症対策にもつながります。


④ 適度に水から上がり、体温調節をする

プールに入っていると、体が冷えているように感じますが、実際は体温が上昇していることがあります。適度に水から上がり、体温調節をしましょう。

水から上がるタイミング

長時間泳ぎ続けない → 30分ごとに休憩をとる
めまいやだるさを感じたらすぐに休憩 → 無理をせず、涼しい場所へ移動
水を浴びて体温を下げる → 冷たいシャワーを活用


⑤ 子どもや高齢者は特に注意する

子どもや高齢者は体温調節がうまくできないため、特に熱中症になりやすいです。

子どもの熱中症対策

こまめに水分補給させる → 遊びに夢中になって忘れがち
適度に休憩を取らせる → 強制的に日陰で休ませるのが◎
顔色や機嫌をチェック → ぐったりしていたら要注意

高齢者の熱中症対策

長時間の直射日光を避ける → 日陰で過ごす時間を増やす
涼しい服装を選ぶ → 通気性の良い服や帽子を活用
こまめに体調を確認する → 気分が悪くなったらすぐに休む


⑥ 服装やアイテムを工夫して体温を下げる

適切な服装やアイテムを使うことで、熱中症を防ぐことができます。

おすすめの涼感アイテム

クールタオル → 濡らして首に巻くと、気化熱で体温を下げられる
ハンディ扇風機 → 風を当てて涼しくする
冷却スプレー → 服の上から吹きかけてひんやり感をアップ

水に濡らして使えるクールタオルは、簡単に体を冷やせるので特におすすめです。


⑦ 熱中症の初期症状を見逃さない

熱中症は早めに気づいて対処することが大切です。次のような症状が出たら、すぐに休憩をとり、水分補給をしましょう。

熱中症の初期症状

めまいや立ちくらみ
頭痛や吐き気
体のだるさ、異常な疲労感
汗を異常にかく、または全くかかなくなる

もし症状が悪化した場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

子どもとプールに行く際の注意点

子連れプール

子どもと一緒にプールへ行く際は、安全対策や熱中症対策など、さまざまな点に注意する必要があります。楽しい時間を過ごすために、事前に準備を整え、プール内外で気を付けるべきポイントを押さえておきましょう。

ここでは、子どもとプールに行く際の注意点 を詳しく解説します。


① 子どもから目を離さない(必ず付き添う)

子どもがプールで安全に遊べるように、保護者が常に見守る ことが重要です。

注意点

水深の浅い場所でも油断しない → 少量の水でも溺れる可能性がある
子ども同士で遊ばせるときも目を離さない → 突然の転倒や水の事故に備える
プールサイドでの走り回りは禁止 → 滑って転ぶ危険がある

特に、小さな子どもは水に対する危機意識が低いため、大人が常に目を配り、万が一のときにすぐに対応できるようにすることが大切です。


② 浮き輪やライフジャケットを活用する

泳ぎがまだ上手でない子どもには、浮き輪やライフジャケット を使用して安全を確保しましょう。

選び方のポイント

体にしっかりフィットするライフジャケット → 浮きすぎてバランスを崩さないようにする
アームリング(腕につける浮き具) → 初めての水遊びにおすすめ
首浮き輪(赤ちゃん用) → 使用時は必ず大人が付き添う

ただし、浮き具があっても100%安全ではないため、必ず保護者がそばで見守る ようにしましょう。


③ プールのルールを守る

施設ごとに異なるルールがあるため、事前に確認し、子どもにもわかりやすく説明 しましょう。

よくあるプールのルール

スイムキャップ着用必須(髪の毛が水に落ちるのを防ぐため)
飛び込み禁止(特に浅いプールでは大けがの原因になる)
浮き輪やおもちゃの使用制限(施設によっては禁止されている場合も)

子どもは楽しくなるとルールを忘れがちなので、プールに入る前にしっかりルールを伝え、定期的に声をかける ことが大切です。


④ こまめな水分補給と休憩をとる

プールに入っていると汗をかいていることに気づきにくく、脱水症状や熱中症のリスクが高まります。

水分補給のポイント

30分〜1時間ごとに水分をとる(のどが渇く前に飲むのがベスト)
スポーツドリンクや麦茶を活用(水分+ミネラル補給)
冷たい飲み物を一気に飲まない(胃腸に負担をかけないよう少しずつ飲む)

また、1時間に1回は日陰で休憩を取る ことで、体温の上昇を防ぐことができます。


⑤ 日焼け対策をしっかり行う

屋外プールでは、長時間日差しを浴びることで日焼けや熱中症のリスクが高まります。

おすすめのUV対策

ラッシュガードを着る → 肌を守り、日焼け防止に効果的
ウォータープルーフの日焼け止めを塗る → 2時間おきに塗り直す
帽子やサングラスを着用(プールサイド用) → 休憩時の紫外線対策

特に子どもの肌は敏感なので、日焼け止めは低刺激のものを選ぶと安心です。


⑥ プールから上がったらしっかり体を拭く&着替える

濡れたままでいると体が冷えたり、風邪をひく原因になります。

プール後のケアポイント

タオルでしっかり水分を拭き取る(速乾性のあるタオルが便利)
すぐに乾いた服に着替える(濡れたままだと体が冷えやすい)
シャワーで塩素を洗い流す(敏感肌の子どもは特に注意)

特に公共プールでは、プールの水に含まれる塩素をしっかり落とすことが大切です。


⑦ 体調チェックを怠らない

遊びに夢中になっていると、子どもは体調の変化に気づきにくいものです。親がしっかり様子を見てあげることが重要 です。

チェックすべきポイント

顔色が悪くないか(青白い・赤すぎるなど)
ぐったりしていないか(元気がない、反応が鈍い)
頭痛やめまいを訴えていないか(熱中症の可能性)

少しでも異変を感じたら、すぐに休憩し、水分を補給させましょう。


⑧ 万が一のために救急セットを持参する

子どもはプールサイドで転んだり、すり傷を作ったりすることが多いため、簡単な救急セットを準備しておくと安心 です。

救急セットに入れておくと便利なもの

絆創膏(防水タイプ) → すり傷・切り傷の応急処置に
消毒液(スプレータイプが便利) → 転んだときの傷口ケアに
冷却シート → 熱中症対策や発熱時に
かゆみ止め → 虫刺されや日焼け後のかゆみ対策

子どもは予想外の行動をとることが多いので、いざというときの準備をしておくことが大切です。

まとめ

プールを安全かつ快適に楽しむためには、事前の準備が欠かせません。水着・タオル・スイミングキャップ・日焼け止めなどの必需品 を揃え、浮き輪やビーチボールなどの遊びアイテム を活用すると、より楽しく過ごせます。

また、簡易テント・クーラーボックス・ハンディ扇風機 などを準備すれば、プールサイドでの休憩も快適になります。特に熱中症対策 として、こまめな水分補給・日陰での休憩・適度な体温調節 を意識しましょう。

子どもと一緒に行く場合は、安全第一で目を離さず、ライフジャケットや浮き具を活用しつつ、こまめな休憩を取ることが重要 です。万が一のために救急セット を持参すると、急なケガや体調不良にも対応できます。

しっかり準備を整えて、安全で楽しいプール時間を過ごしましょう!