ESTPとENTJの相性は15位｜恋愛・結婚・仕事・友達・家族まで

2025年12月18日 2025年12月18日

mako

MBTI診断は、人の思考や行動の傾向を4つの指標で分類し、16タイプに分ける性格分析です。近年は「16パーソナリティ」として広く知られ、恋愛や結婚、仕事、人間関係の相性を考える際の指標として活用されています。

今回取り上げるのは、行動力と現実対応力に優れたESTP（起業家型）と、強いリーダーシップと決断力を持つENTJ（指揮官型）の組み合わせです。どちらも外向的で主導権を握りやすいタイプですが、その分価値観や進め方の違いが衝突につながりやすい特徴があります。

ESTPとENTJの相性は16パーソナリティ中15位とされ、「とても悪い相性」に分類されます。本記事では、なぜこの2タイプが噛み合いにくいのかを、恋愛・結婚・仕事・友達・家族といった関係性別に分かりやすく解説し、うまく付き合うためのヒントもあわせて紹介します。

1 ESTPとENTJの相性はとても悪い
2 ESTPの特徴
3 ENTJの特徴
4 ESTPとENTJの恋愛の相性
5 ESTPとENTJの結婚の相性
6 ESTPとENTJの仕事の相性
7 ESTPとENTJの友達の相性
8 ESTPとENTJの親子の相性
9 ESTPとENTJのきょうだいの相性
10 ESTPとENTJのA（自己主張型）とT（慎重型）の相性
11 よくある質問
12 まとめ
- 12.1 関連

ESTPとENTJの相性はとても悪い

ESTPとENTJは、どちらも外向的で主導権を握りやすい性格ですが、考え方と行動原理が大きく異なります。そのため衝突が起こりやすく、16パーソナリティの相性ランキングでは15位と、かなり低い評価になっています。まずは順位を確認しましょう。

1位：INFP（仲介者型）
2位：ISTJ（管理者型）
3位：ENFJ（主人公型）
4位：ISFJ（擁護者型）
5位：INTJ（建築家型）
6位：ISTP（巨匠型）
7位：ISFP（冒険家型）
8位：INTP（論理学者型）
9位：ESTP（起業家型）
10位：ESFP（エンターテイナー型）
11位：ENFP（運動家型）
12位：ENTP（討論者型）
13位：ESTJ（幹部型）
14位：ESFJ（領事官型）
15位：ENTJ（指揮官型）
16位：INFJ（提唱者型）

ESTPとENTJは16パーソナリティ中15位で、とても悪い相性と言えます。

全体的な相性

ESTPとENTJの相性が悪い最大の理由は、「主導権の取り合い」が起きやすい点です。ESTPは現場感覚を重視し、その時々の状況に応じて柔軟に動くタイプです。一方ENTJは、長期的なビジョンと計画をもとに物事を進め、全体を統率しようとします。どちらも自分の判断に自信があるため、意見が対立すると譲り合いが起こりにくくなります。

ESTPはENTJを「管理が細かく融通が利かない」と感じやすく、ENTJはESTPを「行き当たりばったりで責任感が弱い」と評価しがちです。感情的な衝突というより、正論同士がぶつかる形になり、関係が冷えやすいのが特徴です。

ただし、目的や役割が完全に分かれている場合は、一定の距離感を保った関係として成立することもあります。深い理解や共感を求めるほど摩擦が増えるため、無理に分かり合おうとしない姿勢が必要な組み合わせです。

相性が良い理由

行動力が高く、決断スピードが早い
表面的な付き合いであれば割り切れる
利害や目的が一致すれば一時的に協力できる

相性が悪い理由

どちらも主導権を握りたがる
計画重視と現場重視で価値観が真逆
譲歩や妥協が生まれにくい

一言アドバイス

上下関係を作らず、役割と距離感を明確にすることが衝突回避の鍵です。

ESTPの特徴

ESTPは「起業家型」と呼ばれ、行動力と現実対応力に非常に優れたタイプです。状況判断が早く、考えるよりもまず動くことで結果を出そうとします。人との距離を縮めるのも得意で、場の空気を読みながら柔軟に立ち回れるのが特徴です。一方で、長期的な計画や細かい管理は苦手で、その場しのぎと見られることもあります。

長所

決断が早く、行動力がある
トラブル対応や実務処理が得意
社交的で現実的

短所

衝動的で先を考えず動きやすい
継続力や計画性に欠けやすい
管理や指示を強く受けるのが苦手

ENTJの特徴

ENTJは「指揮官型」と呼ばれ、強いリーダーシップと戦略的思考を持つタイプです。物事を全体視点で捉え、効率よく成果を出すための計画を立てるのが得意です。決断力が高く、周囲を引っ張る存在になりやすい反面、結果重視の姿勢が強く、柔軟さに欠ける印象を与えることもあります。

長所

論理的で計画性が高い
決断力と統率力がある
目標達成への意識が強い

短所

管理や指示が強くなりがち
他人にも高い基準を求めやすい
感情面への配慮が後回しになりやすい

ESTPとENTJの恋愛の相性

ESTPとENTJの恋愛は、惹かれ合う要素はあるものの、関係が深まるほど衝突が増えやすい相性です。ESTPは今この瞬間を楽しむ行動派で、恋愛でも感覚や勢いを重視します。一方ENTJは、将来性や安定性、関係の方向性を重視し、主導権を握ろうとする傾向があります。そのため、交際初期は刺激的でも、次第に価値観の違いが表面化しやすくなります。

ESTPはENTJの管理的な姿勢に息苦しさを感じやすく、ENTJはESTPの自由さを無責任だと受け取りがちです。どちらも主張が強いため、譲り合いが生まれにくい点が恋愛では大きな壁になります。

ESTP男性とENTJ女性の場合

ENTJ女性が主導権を握りやすく、ESTP男性は次第に束縛されている感覚を抱きやすくなります。ESTP男性の自由な行動が、ENTJ女性の不安や苛立ちにつながることも多いでしょう。対等な関係を意識しないと、上下関係になりやすい組み合わせです。

ESTP女性とENTJ男性の場合

ENTJ男性が関係をリードし、ESTP女性は刺激を感じやすい一方、細かい指示や将来計画に疲れてしまうことがあります。ENTJ男性は誠実さを求め、ESTP女性は自由を求めるため、価値観のズレが蓄積しやすいでしょう。

うまくいくコツ

主導権をどちらか一方に集中させない
管理と自由の線引きを明確にする
感情ではなく事実ベースで話し合う

ESTPとENTJの結婚の相性

ESTPとENTJの結婚は、価値観と生活スタイルの違いがはっきり表れやすく、調整を怠ると衝突が続きやすい相性です。ENTJは結婚後も目標設定や将来設計を重視し、家庭を一つの「プロジェクト」として管理しようとします。一方ESTPは、状況に応じた柔軟な対応や日々の快適さを優先し、細かい計画や管理を負担に感じがちです。この違いにより、家事分担・お金の使い方・意思決定の進め方で摩擦が生まれやすくなります。

また、どちらも主導権を譲りにくいため、意見が対立すると妥協点を見つけにくいのも特徴です。感情的な言い争いよりも、正論同士の衝突が続き、疲弊しやすい結婚関係になりがちです。

ESTP男性とENTJ女性の場合

ENTJ女性が家庭全体を管理しようとし、ESTP男性は自由を制限されていると感じやすくなります。役割を明確に分けないと、上下関係が固定化しやすい組み合わせです。

ESTP女性とENTJ男性の場合

ENTJ男性の計画性は安心材料になりますが、指示や管理が強まるとESTP女性は窮屈さを感じます。柔軟性がないと不満が溜まりやすくなります。

うまくいくコツ

家庭内での決定権を分散させる
管理する領域と自由に任せる領域を分ける
正論だけでなく納得感を重視する

ESTPとENTJの仕事の相性

ESTPとENTJの仕事の相性は、主導権争いが起こりやすく、ストレスを感じやすい組み合わせです。ENTJは戦略立案や目標設定を重視し、組織全体を統率しながら成果を最大化しようとします。一方ESTPは現場対応力に優れ、状況に応じて即行動に移す実践派です。本来は補完関係になり得ますが、どちらも自分の判断に自信があるため、意見が対立すると譲歩が生まれにくくなります。

ENTJはESTPの行動を「計画性に欠ける」と評価しやすく、ESTPはENTJの管理的な姿勢を「融通が利かない」と感じがちです。上司と部下、もしくは対等な立場でも、裁量や判断基準を明確にしないと摩擦が増えます。関係性を保つには、目標設定はENTJ、現場判断はESTPと役割を完全に分けることが重要です。

一言アドバイス
主導権を競わず、判断領域を明確に分けることが不可欠です。

ESTPとENTJの友達の相性

友達としてのESTPとENTJは、表面的には盛り上がりやすいものの、長期的には距離が生まれやすい相性です。どちらも行動力があり、刺激的な時間を共有することはできますが、考え方や優先順位が大きく異なります。ENTJは目的や成果を意識した関わりを好み、ESTPはその場の楽しさを重視します。

そのため、ENTJはESTPを「計画性がない」と感じ、ESTPはENTJを「支配的」と感じやすくなります。深く関わるほど主導権争いが起こりやすいため、一定の距離感を保った付き合いの方が安定します。

一言アドバイス
親密さよりも距離感を意識した関係の方が長続きします。

ESTPとENTJの親子の相性

ESTPとENTJの親子関係では、「管理」と「自由」の対立が生まれやすくなります。
ENTJ親×ESTP子の場合、ENTJ親は規律や目標を重視し、行動を管理しようとしますが、ESTP子は自由な行動を求め反発しやすくなります。過度な管理は親子関係の悪化につながります。

ESTP親×ENTJ子の場合、ENTJ子は早くから自立心と主導権意識が強く、ESTP親の柔軟な対応を物足りなく感じることがあります。ルールや役割を明確にすることで衝突を減らせます。

一言アドバイス
管理と自由の線引きを明確にすることが親子関係安定の鍵です。

ESTPとENTJのきょうだいの相性

ESTPとENTJがきょうだいの場合、幼少期から主導権争いが起こりやすい関係です。ESTPは行動力と社交性で場を動かし、ENTJは判断力と統率力で主張します。どちらも負けず嫌いなため、衝突が頻発しやすいでしょう。

成長すると互いの強みを理解できるようになりますが、価値観の違いは埋まりにくく、距離を取った関係になりやすい傾向があります。無理に仲良くしようとせず、互いの領域を尊重することが重要です。

一言アドバイス
競争ではなく役割の違いとして受け止めましょう。

ESTPとENTJのA（自己主張型）とT（慎重型）の相性

A（自己主張型）は自信が強く、決断が早いタイプで、多少の衝突を恐れずに前へ進みます。一方T（慎重型）は周囲の反応や失敗の可能性を考慮しながら行動するため、判断までに時間がかかりやすい傾向があります。もともと主導権争いが起きやすいESTPとENTJの組み合わせでは、このA・Tの違いが衝突をさらに強めることも、緩和することもあります。

ESTP A と ENTJ A の相性

ESTP-AとENTJ-Aは、どちらも強い自己主張と決断力を持つため、非常に衝突しやすい組み合わせです。ESTP-Aは現場感覚で即断即決し、ENTJ-Aは長期戦略に基づいて指示を出そうとします。互いに自分の判断を正しいと信じて疑わないため、話し合いが主導権争いになりがちです。

一言アドバイス
上下関係を作らず、判断領域を完全に分けましょう。

ESTP T と ENTJ T の相性

ESTP-TとENTJ-Tは、衝突の頻度は比較的抑えられる組み合わせです。ENTJ-Tは他者への配慮を意識し、ESTP-Tも慎重に相手の様子を見ます。ただし、どちらも不満を溜め込みやすく、本音を言わないまま関係が冷えることがあります。

一言アドバイス
違和感は小さいうちに言葉にして共有しましょう。

ESTP A と ENTJ T の相性

ESTP-Aが主導し、ENTJ-Tが調整役に回りやすい組み合わせです。ENTJ-TはESTP-Aの行動力を評価しますが、振り回される感覚を抱きやすくなります。ESTP-Aが配慮を欠くと、ENTJ-Tは距離を取ろうとします。

一言アドバイス
ESTP-Aは決断の理由を説明し、ENTJ-Tの意見を確認しましょう。

ESTP T と ENTJ A の相性

ENTJ-Aが主導権を握り、ESTP-Tは従う形になりやすい組み合わせです。短期的にはスムーズですが、ESTP-Tが我慢を続けると不満が蓄積します。ENTJ-Aの指示が強すぎると関係が不均衡になります。

一言アドバイス
ENTJ-Aは裁量を残し、ESTP-Tは遠慮せず意見を伝えましょう。

よくある質問

Q：ESTPとENTJは本当に相性がとても悪いのですか？

ESTPとENTJはどちらも主導権を握りやすく、自分の判断に自信があるため、衝突が起こりやすい組み合わせです。考え方も、ESTPは現場重視、ENTJは計画重視と大きく異なります。そのため深く関わるほど摩擦が増え、「とても悪い相性」と評価されやすくなります。ただし、役割や距離感を明確にすれば、必要以上の衝突は避けられます。

Q：恋愛ではなぜうまくいきにくいのですか？

恋愛では、主導権争いが起きやすい点が最大の原因です。ENTJは関係の方向性や将来を管理しようとし、ESTPは自由な関係を求めます。この違いが束縛感や不満につながりやすく、譲り合いができないと関係が長続きしません。対等な立場を意識することが重要です。

Q：仕事では協力できる場面はありますか？

完全に役割を分けられる場面では協力可能です。ENTJが目標設定や戦略を担当し、ESTPが現場対応を担う形であれば成果を出しやすくなります。ただし、判断領域が重なると主導権争いが起こるため、責任範囲を明確にする必要があります。

Q：家族やきょうだい関係では改善できますか？

家族関係でも性格の違いははっきり出ますが、無理に分かり合おうとしないことで関係は安定しやすくなります。管理と自由の線引きを明確にし、干渉しすぎない距離感を保つことが改善のポイントです。

まとめ

ESTPとENTJは、どちらも行動力と決断力を持つ外向型ですが、その強みがぶつかりやすい組み合わせです。相性ランキングでは15位とされ、とても悪い相性に分類されます。ESTPは現場感覚と柔軟性を重視し、ENTJは計画性と統率を重視するため、価値観や進め方の違いが衝突につながりやすくなります。

恋愛や結婚では主導権争いが起きやすく、仕事や友達関係でも管理と自由のバランスが崩れると不満が蓄積しがちです。一方で、役割や判断領域を明確に分け、距離感を保てば、必要以上の対立は避けられます。

ESTPとENTJの関係を安定させる鍵は、相手をコントロールしようとしないことです。上下関係を作らず、違いを前提として付き合うことで、衝突を最小限に抑えた関係を築くことができるでしょう。

ESTPとENTJの相性は15位｜恋愛・結婚・仕事・友達・家族まで

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